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スキルうまうま

ピチャン


うぅ…何だ?水の音か?だが俺は死んだはずだが…あぁ、まさかとは思うが本当に異世界に転生したのか?何かに包まれてるな…卵か?卵生か…鳥系かドラゴン系あたりか?まぁいい取り敢えず殻を破って外に出よう、体はもう出来ているようだしな。


コンッコンッ!コンッ!ピキピキッ


よし、もうちょっとだ。


コツンッ!パキーンッ


うっ、眩しいな…外の世界はどんなかなっと、あ〜森か、いい天気だし朝か?それに身体に羽毛みたいなもふもふが見えるし鳥系だったか…ん?周りにたくさん卵があるな、何匹か生まれてるが全部地球のヒヨコと同じ見た目だ。

だが皆が黄色なのに対して俺は鈍い銀色の羽毛をしているな、突然変異…いや、レアモンスターか?何か確認する方法は…そうだ!

「ピヨーピヨ!(ステータス!)」

ブゥンッ、ビームサーベルみたいな音を立ててステータス画面が出た、テンプレだな。


ーーーーーーーーーーーー

名前:なし

性別:♀

種族:メタルマチック

Lv:1/10

HP:25/25

MP:100/100


STR:15

VIT:500

INT:200

MND:500

DEX:5

AGI:50

LUC:100


ノーマルスキル『つつくLv1』『突進・弱Lv1』『鑑定Lv1』


エクストラスキル『獲得経験値増加Lv3』『必要経験値減少Lv3』『全言語翻訳』


ユニークスキル『忍耐』『進化の系譜』『???』『???』


称号『転生者』『魔王の種』『転生神の祝福』

ーーーーーーーーーーーー

♀…メす…めス…女の子ォ!?マジかよ!マイサンとはもう会えないのか…まだ童貞だったんだがなぁ…

まぁいいやどうせまだヒヨコだし。さて、チートそうなスキルがあるな、もっと強くなって暴れてやる。タッチしたら詳しい内容分かるかな?って事でくちばしタッチ。おっ出た出た。


『名前』…名前。魔物が名前を持つとネームドモンスターとなり、ステータスが大幅に上昇したり新しくスキルが手に入ったりする。


『性別』…性別。


『種族』…種族。進化すると変わる。


『メタルマチック』…ヒヨコの魔物『マチック』のレアモンスター。成長が早くなるが倒すと経験値が多めに貰えるので見つかったら狩られること間違いなし。『獲得経験値増加Lv1』『必要経験値減少Lv1』取得。


『Lv』…強さの目安。魔物の場合最大値まで上げると進化できる。人種は例外を除き進化しない。


『HP』…生命力。無くなると死ぬが首を斬られるなど即死する様な事をすると残りに関係なく即死する。Lv1の人族の平均150


『MP』…魔力。無くなると気絶する。魔法を使う時に消費する。Lv1の人族の平均80


『STR』…筋力、物理攻撃力。この値が高くても筋肉ダルマになる訳では無いしどれだけ高くても生活に不便になることは無い。Lv1の人族の平均100


『VIT』…体力(スタミナ)、衝撃吸収力、物理防御力。この値が高いと身体が頑丈になり、弱い攻撃では傷がつかなくなって、身体系状態異常にかかりづらくなる。スタミナも増える。Lv1の人族の平均100


『INT』…知力、魔法攻撃力。この値が高いと魔法攻撃力が上がり、頭も良くなる。Lv1の人族の平均100


『MND』…精神力、魔法防御力。この値が高いと魔法によるダメージが減り、精神系状態異常にかかりづらくなる。Lv1の人族の平均100


『DEX』…器用さ。高い程生産したアイテムの効果が上がったり品質が上がったりする。Lv1の人族の平均75


『AGI』…身軽さ、素早さ。高い程身軽さや動体視力や反射神経、足の速さなど速さに関わる事が高くなる。Lv1の人族の平均100


『LUC』…運。高い程不確定事象に対して都合よく働く。Lv1の人族の平均10


『ノーマルスキル』…そのモノが持つ技能。訓練をすることで手に入ったり、比較的取りやすいものがスキルとなる。


『つつくLv1』…くちばしでつついた時に威力増加。Lvが上がる事にさらに威力増加。


『突進・弱Lv1』…突進で攻撃した時に威力増加。Lvが上がる事にさらに威力増加。


『鑑定Lv1』…物や生物など様々なことを調べられる。Lvが上がる事により詳しく調べられる。


『エクストラスキル』…そのモノが持つ特殊技能。生まれつきか称号からかノーマルスキルがレベルMAXになって進化すると手に入る。


『獲得経験値増加Lv3』…獲得する経験値が増加する。スキルLv1上がる度に1倍ずつ増加する。現在3倍。


『必要経験値減少Lv3』…レベルアップに必要な経験値が減少する。スキルLvが上がる度に1/xずつ減少する。現在1/3倍。


『全言語翻訳』…あらゆる意味をなす言葉、文字を理解でき、喋ったり書くことも出来る。


『ユニークスキル』…その時代では本人しか持っていないスキル。癖のあるものが多いが強力なものも多い。ユニークスキルを持つものが完全に死ぬと後年産まれてくる誰かに渡る。


『忍耐』…美徳系スキル。物理・魔法ダメージ半減。VITとMNDを大幅増加、成長率も極up。状態異常無効。同じ作業を延々と繰り返しても飽きなくなる。


『進化の系譜』…このスキルの持ち主が進化する時、配下又は眷属も進化する。進化時ステータスさらに大幅増加。1度なった種族に戻ることが出来る。特殊な進化先が増える。


『???』…まだ解放されていません。


『称号』…特別な事や偉業を成し遂げたりすると獲得できる。称号を獲得するとスキルが付随してくることもある。


『転生者』…異世界から転生した者。『全言語翻訳』を獲得。


『魔王の種』…魔王の素質を持つ者に与えられる称号。『???』を獲得。レベルアップ時全ステータス成長補正・中


『転生神の祝福』…転生神による祝福。『???』を獲得。強奪系スキル無効。レベルアップ時全ステータス成長補正・大


ふぅ、取り敢えず全部見終わったかな。???とかいう謎スキルもあったけどいつか分かるだろ。


キュルル


むむ、腹減ったな。餌見当たらないし…卵の殻食えるかな?


ポリポリ、ボリボリ


まぁまぁいける、何故か塩味がして面白かった。


暇だから鑑定で遊ぶかー、目の前のヒヨコに鑑定!


『マチック』


え?それだけ?す、少ないな。これはレベル上げしないと使い物にならなさそうだなぁ。じゃ早速、鑑定鑑定鑑定鑑定鑑定鑑定鑑定鑑定鑑定鑑定鑑定鑑定鑑定鑑定鑑定鑑定鑑定鑑定鑑定鑑定鑑定鑑定鑑定鑑定鑑定鑑定鑑定鑑定鑑定鑑定鑑定!


『マチック』『木』『石』『マチック』『……


《『鑑定』がレベルアップしました。》

《『鑑定』がレベルアップしました。》


おお、やっぱり鑑定連打でレベル上げ出来るのな。てか、一気にやると最後にレベルアップするのか。じゃあレベルMAXにするまで連打しますか!


******

夜になった。

ひたすら鑑定のレベルを上げるために鑑定し続けてたら鑑定がレベルMAXになって『鑑定眼Lv2』になって、『獲得経験値増加』と『必要経験値減少』もそれぞれLv4になっていた。

経験値を獲得するとこの二つも成長するようだが鑑定眼で見たところ経験値を獲得することでLvが上がるのは5まで、後は進化時にLvが上がるらしい。


鑑定のレベル上げをしている間にも続々と兄弟たちは生まれていた。だから目の前には黄色いヒヨコが40羽ぐらい居る。正直うるさいし狭いから早速俺の経験値の糧になってもらうとする。こういう時は魔法が便利そうだし、魔法を使えるようにしたいな。取り敢えずラノベでよくあるやり方でやってみよう。


まずは魔力を見つける

むむむ、この暖かいのか。


《『魔力感知Lv5』を獲得しました。》


お、さっきよりまだ分かりやすくなった常時発動させてレベル上げしとこう。

そして魔力を操作して顔の前方に持って来て炎…は森だしダメだから切り裂く嵐をイメージして…名前は…よし!【ハリケーン】!


ゴォオオオオオオオ

「「「「ピヨオオオオオオオ!?」」」」


ふぅ、森が一部更地になってしまったけど、まあいいや。


《『魔力操作Lv5』と『風魔法Lv5』を獲得しました。》

《称号『同族殺し』を獲得しました。》

《レベルアップしました。×9》

《進化が可能になりました。次の中から選択してください。》


ていうか何でLv5からなんだ?まぁ、俺はありがたいんだが…まぁいっか


《『メタルマチッケン』『アイアンマチック』『ゴールデンマチック』『ウィンドマチック』》


メタルマチッケンはメタルな鶏、アイアンマチックは色が少し鈍くなり防御力がよく上がるようだ。ゴールデンマチックは経験値増加などのスキルのレベルが2レベル上がる。その分狙われやすくなるが。ウィンドマチックは風魔法が使えればなれて、これに進化すると風魔法のレベルも上がるらしい…


まぁ、ゴールデンマチックを選んでパパッとレベル上げよう。


俺はゴールデンマチックを選んだ瞬間気を失った。


******

《ゴールデンマチックに進化します。》


《第1次進化にて、スキル『進化の系譜』により全ステータス+500されます。》


《全スキルが1つ経験値系スキルは2つレベルアップしました。》


《称号『魔王の種』が『魔王の種(熟)』になりました。》


《これで進化を終了します》

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