00.プロローグ
現代から時は流れ科学技術の進歩したある時代。完全没入型と呼ばれる形式で、人の意識のみを電脳空間に送る技術が生まれた。元々軍用の技術が一般に一部公開され、医療を始めとした様々な分野で使われ、それぞれに発展していった。
当然娯楽分野でもこの波に乗らない訳がなく、大手メーカーたちはこぞってVRゲームの開発を始めた。
まず始めにリリースされたのがレーシングモノだ。普段運転出来ないようなスーパーカーで、現実ではあり得ない設定のコースをかっ飛ばす。というのが好評を博し、現実の車の売り上げも上がるなど、社会現象まで巻き起こした。
レーシングブームが収束を見せ始めると、今度は格闘や恋愛などそれぞれの会社が研究・開発していたジャンルのゲームを売り出し、ゲーム業界では大海賊時代ならぬ大VR時代が到来した。
しかしながら、そんな時代でもVRMMORPGは生まれなかった。それは何故か?答えは単純で、圧倒的にサーバーの容量が足りないのだ。オープンワールドで無数の人々が動き回るMMOをVRで作ろうとすれば、それは世界を一つ創造するのに等しい。既存のサーバーでは容量が足りないのは自明である。
それから更に時が流れ、MMORPGというジャンルが出ぬままVRゲームが発展していたある日、今なお名声を轟かせVRゲーム業界のトップに君臨する某企業が、全ゲーマーの待ち望んだと言っても過言ではないVRMMOを遂に完成させた。このニュースに世界中のゲーマーご歓喜し、アクセス集中による公式ホームページのダウン―ゲームとは違い、ホームページそのものは一般的なサーバーと同程度の容量だった―といった小さな事件を起こしながらも、クローズドベータテストは定員千名のところに世界中から三百万を超える応募があり、とんでもない倍率を叩き出した。
更に更に時は流れ、最初フルフェイスヘルメット型だった装置も、小型化低価格化が進み学生でも買いやすい価格で且つ取り回しの良いゴーグルのような形になり、五感も完全再現が実現し、グラフィックやAIも本物以上とまで言われる現代。かの伝説の最初のVRMMOを製作した会社が、新たにVRMMORPGのリリースを決定した。
日本のとある高校の教室にて、スマートフォン―といっても現代の携帯端末とは違い、様々な形状をして本体と空中に投影されるディスプレイの事を指す。―の画面をじっと眺めている男がいた。
「あれ、斉藤もそれやるんだ?」
「・・・うん、まぁ、一応ね・・・。」
「そっか、じゃあ始めたら連絡くれよ。俺たちもやるんだけど、パーティーの枠があと一人開いててさ。良かったら一緒にやらないか?」
「・・・良いけど、ウチは色々厳しくてあんまり時間取れないよ?」
「時間合う時でいいって。知らない奴と組むより、知ってる奴と組んでる方がなんか安心だし。じゃ、そういう事で!」
「えっ、あ・・・。」
斉藤と呼ばれた少年が見ていたのは、間もなくサービスが開始されるゲームの公式ホームページだった。彼は公式発表やベータテストの情報を眺めながら、実際にプレイを始めた時にどんなキャラクターを作るかを夢想していた。
そこに話しかけたのがクラスメイトの朝倉和眞である。社交的で仲の良い友人も多いが、いつもは特に仲の良い三人と一緒に四人で行動している。人見知りの気のある斉藤は、朝倉の馴れ馴れしい雰囲気が少し苦手であり、予期せぬタイミングで声をかけられたため曖昧に返事をした。
返事をしてから「ただ眺めていただけ」と言えば良かった事に気付き、若干の後悔をしつつ話を聞くと一緒にプレイしないかという提案をされた。
斉藤としては、別に仲良くもない相手と一緒にゲームをしたいとも思わない。現実とゲームの人間関係は全く別物、という持論を持つ彼は現実の知り合いと遊ぼうなど考えもしなかった。
なんとか回避しようと頭を回転させて、これだ!と閃いたのが他人には踏み込み辛い「家庭の事情」である。斉藤は成績が極端に悪い訳ではないので、趣味に関して親から何も言われないのだが、親が口うるさいことにしてなかなか時間が取れない事にしたのだ。
それで引き下がってくれると思って内心どや顔を決めていたが、朝倉はそれ以上に押しが強かった。結局、それでも構わないと言って去っていった。まさかこうなると思っていなかった斉藤は何も言えず、そのまま硬直してしまった。
その日の授業が終わり、自宅に帰ると斉藤はすぐに自室に籠もる。かなり細かい所までプレイヤーキャラクターの作り込み出来る昨今のVRのオンラインゲームは、「キャラ作ってたらスタートダッシュ決め損ねた!」といった人が出ないよう、正式サービス開始前の一週間から二週間程度前から事前キャラメイキング期間という物を設定している事が多く、このゲームもその例に漏れず、サービス開始一週間前の今日からキャラクターメイキングの受付を開始した。
取り出したのは先日買ったばかりのゴーグル型デバイス。わざわざこの日の為に最新機種に買っておいたことからどれだけ楽しみにしていたかが伺える。
ベッドに横になってそれを装着すると、メガネでいうツルに当る部分にある電源スイッチを押す。それと同時に黒い画面からデスクトップ画面に切り替わる。この状態ではまだVR空間に入っておらず、パソコンの画面を見ている状態と殆んど変わらない。起動を確認すると電源ボタンの脇にあるダイブボタンを押す。すると画面にカウントダウンが表示され、それがゼロになるまでの数秒の間に落ち着く体勢を取る。
ダイブが完了するとパーソナルスペースと呼ばれる空間に出る。これはパソコンで言うデスクトップの中にいるような状態で、ここからインターネットを始めとした、様々なサービスやソフトウェアを利用することになる。
「フォルダ呼び出し。マイドキュメント、ゲーム」
斉藤が呟くと目の前に空中に浮かぶ半透明の板状の物体が出現し、その板には彼の指定したフォルダが表示されている。ゲームのクライアントは既にダウンロード済みで、フォルダの中にたった一つだけ表示されている物がそれだ。その名も「Twilight Mythology」黄昏の神話と名付けられたそれは、終焉に向かう世界を神より遣わされたプレイヤー達が救う為に冒険をするという物語が背景にある。
しかしながらMMORPGというジャンル故に、必ずしもそのストーリーに沿って冒険を進める必要は無い。物語を無視してモンスターを狩り続けるも良し、お宝を探してダンジョンに籠もるのも良し、冒険そっちのけで釣りや農業でスローライフという選択肢もある。
とはいえせっかくの現実ではあり得ない剣と魔法の世界。斉藤にはまったりスローライフを送るつもりはない。
(やっぱり、魔法をぶっ放したいよな~)
などと考えながら表示されているTwilight Mythologyの文字をタップして、ゲームを起動する。
パッと周りの景色が切り替わる。初期設定のログハウス調の部屋に居たのだが今居るのは雲の上。水平線の先には沈みゆく夕日が、雲の合間には小さく街のような物が見えるが遠くて詳細までは分からない。
(期待してたけど、やっぱ完成度高いな~。)
眼前に広がる景色に感心していると、キラキラと光る物体が飛んでくる。徐々に近づくそれは、斉藤の前方数歩の距離に顔の高さで停止する。
「初めまして、ナビゲーションフェアリーのリーンです。短い間ですがよろしく。」
「あ、どうも。よろしくお願いします。」
全長20センチ程の小さな妖精は、その名の通りゲームの様々な場でプレイヤー達をナビする存在だが、このリーンと名乗ったナビゲーションフェアリーはキャラクターメイクのナビを担当するようだ。いかにも義務を果たしているだけです、といった淡々とした話し方は人によっては不快に思うかもしれないが、クラスの女子ともまともに話したことも無い彼にとっては、これくらいの方が丁度良かった。
「じゃ、早速説明ね。ある程度は把握していると思うけど、説明義務があるらしいから。」
けだるげにそう言うと、まるで解説書を読み上げるように淡々と説明を始める。
Twilight Mythologyのキャラクターメイキングは、名前・種族・外見・ジョブ・ステータス・初期スキルの順で決定する。まず名前だが、このゲームでは名前とIDは関連付けされてない為、同名のプレイヤーがいても名前の付け直しを要求されることは無い。好きな名前を自由に付けることが出来る。ただし、様々な人が同時にプレイする関係上、公共の場では不適切な名前は付けることが出来ない。
続いて種族。基本となるのは人間、獣人、鳥人、エルフ、ドワーフの五種族。人間は全てにおいて平均、エルフはスペルが得意で鳥人は飛行可能など、種族ごとに特性があるのだが獣人は少し特殊になっており、ベースとなる動物によって得意分野が分かれるという。
外見は性別や体格を決める項目だ。VRが一般に広まり始めた当時は、仮想と現実の性別や体型が大幅に違うと日常生活に支障が出るとされていたが、時の流れと共に研究も進み、今では仮想と現実の差が大きくとも日常生活に影響を与えることは殆んど無いという結論に達し、自由自在な外見設定が可能となっている。
ジョブは戦闘系と生産系の二種類に分かれ、プライヤーそれぞれのプレイスタイルに直結する。戦闘系はウォーリア・ナイト・シーフ・ソーサラー・プリ―ストの五種、生産系は鍛冶師・裁縫師・細工師・薬師の四種、計八種の中から一つを選択する。あくまでこれらは初期ジョブという位置づけのため、条件を満たすことで様々な派生ジョブに変化させることが出来るほか、ある施設を利用することでゲーム内通貨と特別なアイテムと引き換えに別の初期ジョブへ変更することも出来る。
ステータスとはLP・MP・SP・STR・VIT・INT・MND・AGI・DEX・LUCの十種類の数値を指す。
LPは生命力を表し、これが尽きれば死亡となり蘇生処置を施すか再出発地点に戻るまで行動不能となる。
MPは魔力を表し、スペル行使の度に消費する。これが尽きると完全にMPが回復するまでスペルを使用出来なくなる。
SPは持久力を表し、アビリティ行使の度に消費する。これが尽きると完全にSPが回復するまでスペルを使用出来なくなる。
STRは筋力を表し、物理的な攻撃力に影響を与える。
VITは頑丈さを表し、物理的な防御力とHPの最大値に影響を与える。
INTは知性を表し、魔術的な攻撃力に影響を与える。
MINは精神力を表し、魔術的な防御力とMPの最大値に影響を与える。
SPEは敏捷性を表し、様々な動作の速さとSPの最大値に影響を与える。
DEXは器用さを表し、様々な動作の上手さに影響を与える。
LUCは運の良さを表し、様々な事象に影響を与える。
このうち初期で設定可能なのはSTR・VIT・INT・MIN・SPE・DEXの六つの項目だ。これらに合計100となるように数値を振り分けるのだが制限もある。最低値として1は必ず振り分けなければならず、最高値は50までとなっている。
最後のスキルの選択は最大五つのスキルを選択して取得することが出来る。スキルには、あらゆるジョブで習得可能な共通スキルと、ジョブによって習得可能な物が異なる専門スキルの二種類が存在する。無論、最初のスキルのため基本中の基本しか習得出来ない。
長々と語られたが、これでも短い方だという。ナビゲーションフェアリーがおしゃべり好きな性格で話が脇道に反れたり、プレイヤーが質問攻めにして時間が掛かったりすることもままあるらしい。それはさておき、説明を聞き終えたので早速キャラクターメイキングを始める。
サービス開始に向けて、前々練りに練っていた案があるのでそれを次々とアウトプットしていく。
名前はコハク。宝石の名前だったり色の名前だったりするが、別に宝石言葉がどうのという訳ではない。テレビ番組から流れた音を聞いて、なんとなくその言葉の響きが気に入ったのだ。
種族は狐の獣人を迷わず選ぶ。得意分野が分かれるといっても近接戦向きが多い獣人の中で、数少ない呪文の得意な種族だ。呪文の火力を突き詰めたいと思っていた斉藤は、エルフと狐の獣人で数日間の葛藤の末こちらを選択した。
名前と種族を決定すると近くに真っ白なマネキンが出現する。これに編集中の外見の設定が反映され、リアルタイムでプレビューを確認できるのだ。
性別を女性、身長は160センチメートルにする。女性を選択したのはインターネット上でのオカマ、所謂ネカマをしたいのではなく、単純に好みなのだ。昔から何故か女性の方が好きで、プレイヤーの性別を選べるゲームでは女性を選び続けていたため、今回もそれは変わらず女性を選ぶ。
身長は、カップルの身長差は男性が女性より15センチ高いのが理想的と、どこかで聞きかじった情報を元に自分の身長から15を引いた数値にした。
肌は黄色系と白色系の中間、日本人が徹底したスキンケアをして美白と呼ばれるくらいの色合いを目指す。肉付きは細すぎず太すぎずのほどほどに。バストサイズは美乳派を自称し、CからDカップが良いと考えているため、片手からややはみ出るくらいに。輪郭は細めのシュッとした感じに、目つきはやや鋭くキツめな印象。すぅっと通った鼻梁に薄めの唇。声はやや低音で、まっさらな白の髪に金色の瞳。凛とした美人に仕立てていく。これから長い間使う自分の分身である。妥協は許されないと、少しずつ修正を加え拘りに拘り自分の理想を詰め込む。
時間を掛け、満足行くまで外見を整えると獣人と鳥人に限り種族決定の次に現れる、特殊な項目を決める。獣(鳥)度と呼ばれるそれは、その名の通りベースの動物と人間の外見上の割合のことだ。一割だと爪が鋭くなる程度でほぼ人間(鳥人の場合、どうしても翼は消せないので判別可能)、逆に十割にすると二足歩行する動物と言って差し支え無い。斉藤はこれを三割に設定する。この場合、動物の耳と尻尾が生える。この耳と尻尾がエルフではなく獣人を選んだ決め手となったのだ。ケモミミフェチではないつもりだが、こういう選択をする辺り予備軍といえるかもしれない。
ジョブは幾つもあるが、初期選択可能な「魔法をぶっ放したい」を叶える物は一つのみ。ソーサラーを選び、ステータスの割り振りを始める。
ステータスを決める際には空中にディスプレイが浮かびあがり、各ステータスとその横にゲージが表示されている。ゲージにはメモリが付いており、これを動かして数値を決めるらしい。予め決めておいたSTR:1・VIT:1・INT:50・MIN:30・SPE:9・DEX:9に合わせて決定を押す。高威力のスペルを放ち、かといって単発で息切れせず、というコンセプトだ。元より物理方面は捨てているのでそちらには一切振らず、様々な行動に影響を与えるSPEとDEXに申し訳程度に振った。
最後のスキル選択は外見の次に悩んだ時間が長い。ここでの決定がこれからの冒険の基本となるので、慎重にならざるを得ないのだ。更に言えば、公式で事前にスキル紹介があったが、紹介されたスキルはほんの一部のため、初めて見るスキルは一つ一つ説明を読んでは吟味しを繰り返すので余計に時間が掛かる。
そうしてこれまた長時間の思考の末に決めたのが、武器適正:杖、魔術適正:火、魔術適正:闇、早口詠唱、夜目の五つ。スペルの威力に直結する武器のため杖の扱いが上手くなるスキル、二つの属性スペルを扱えるようになるスキル、詠唱時間を短くするスキル、これらはソーサラーの基本と言えよう。夜目は常に命中率を向上させるだけでなく、夜間の命中率ペナルティを軽減させる。「当たらなければどうということはない」にはなりたくないと思ったのだ。
全ての設定を終え、様々な角度からキャラクターを眺めたりスキルリストを読み直したりと最終確認をして満足げに頷くと、いつの間にか視界の外へ消えていたリーンが声を掛けてくる。
「ようやく決まったのね。一度決めると変更は難しいけど、この内容で間違いない?」
「あ、はい。大丈夫です」
「はい、じゃあ決定、と。Twilight Mythologyでは、一アカウントに付き三体までキャラクターを持つことが出来るけれど、続けて作る?」
「お願いします」
「一度したから解説は省くわね。それじゃあ終わったころにまた声を掛けるから」
リーンはそういうとすぅっと移動して再び斉藤の視界に入らない位置に移動する。邪魔にならないようにという彼女なりの気遣いなのかもしれない。と考えながら、二体目のキャラクター制作に取り掛かる。
先程のコハクをメインとして使い、朝倉らと会うときはこちらのサブキャラクターを使用するつもりだ。完全に被害妄想なのは理解しているが、「へぇ~。そういう趣味なんだ~」とか「すっげー作り込み。何マジになってんの?」などなど。現実の知り合いに会った時に揶揄されたくないのだ。過去に家族にプレイしているゲームを見られたとき、似たような事を言われて今でも引きずっている。
こちらはサブという事で作り込みは殆どしない。コハクと印象が離れる程に同一人物と特定され難いと考えたからだ。名前は本名の斉藤條治からジョージに。性別は男性で種族はエルフにする。コハクは狐の獣人にしたため、こちらはエルフにしようと考えた。エルフ=森の民という印象から、森をイメージした黒にかなり近い緑に髪と瞳を染めてみる。残りは殆ど現実の体に合わせ、かといって全くその通りにもせず、少し手直しをして完了だ。
ジョブは細工師を選ぶ。エルフはスペルが得意だが、それと同じくらいに木材加工や薬品の生成にも適正を持ち、アクセサリーや木製の武器の製作も得意なのだ。朝倉らは恐らく戦闘をメインにすると踏んで、生産系のキャラクターを作りプレイスタイルの不一致から、徐々に疎遠になっていこうという作戦だ。
それはステータスやスキルにも現れ、ステータスはSTR1、VIT:1、INT:20、MIN:1、DEX:50、AGI:27。元々INTも1にしてDEXとAGIに全て振る予定だったが、スキルを調べていると生産の一部技能でINTが要求される事を知り、修正してこのステータスとなった。習得したスキルは生産適正:木製装備、生産適正:細工、生産適正:薬品、技能適正:採取、技能適正:刻印と、生産系スキルで統一。コハクと違い、こちらはサラッと確認しただけで最終決定した。
「あら、もっと時間が掛かると思ったけど早かったわね。これで決定?」
「はい、これでお願いします」
「はい、決定と。続けて作る?」
「いえ、今はいいです。」
「それじゃあ、キャラメイキングを終了するわね。」
そういうと、リーンはさっさと空の彼方へ飛んで行った。一人残された斉藤はすることも無いので、直ぐにログアウトする。現実に戻ってゴーグル型デバイスを外すと、部屋の壁に掛けていた時計が目に入る。時刻は間もなく午後七時、そろそろ夕食の時間だ。斉藤家の不文律には、自宅にいる家族は揃って食事を取るという物があり、夕食の時間に遅れると怒られてしまう。家族仲は至って良好なためそれを厭うことはない。
(パーティに誘われたのに作ったキャラが生産特化とか、空気読めてないよなぁ)
と心の中で苦笑しつつ、怒られる前にとリビングへ向かうのであった。
ご覧いただきありがとうございます。文章を書くって大変ですね。ほぼ毎日更新で、1万字近く書かれている方は本当にすごいと思いました。さて、それでは恐らく最初で最後になるであろうステータスです。(だって成長率とか上昇値とか考えるの面d(ry)
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NAME:コハク
GENDER:Female
TRIBE:獣人(狐)
JOB:ソーサラー Lv1
STATUS:
HP 100
MP 155
SP 114
STR 1
VIT 1
INT 50
MND 30
DEX 9
AGI 9
LUC 10
SKILL:
武器適正:杖Lv1、魔術適正:火Lv1、魔術適正:闇Lv1、早口詠唱Lv1、夜目Lv1
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NAME:ジョージ
GENDER:Male
TRIBE:エルフ
JOB:細工師 Lv1
STATUS:
HP 100
MP 100
SP 100
STR 1
VIT 1
INT 20
MND 1
DEX 50
AGI 27
LUC 10
SKILL:
生産適正:木製装備Lv1、生産適正:細工Lv1、生産適正:薬品Lv1、技能適正:採取Lv1、技能適正:刻印Lv1
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最後に、作者は固有名詞を考えるのが非常に苦手ですので、固有名詞は常に募集しています。アイテム・スキル・人物・街・ダンジョンなどなど・・・提案して頂ければ参考にさせて頂きます。その際、若干の改変はご容赦下さい。