ダイオード
君は昔から、傍に居た。
そんなこと、気が付かないでいて、ごめんね。
ずっとずっと、僕の傍に居てくれたのに。
いつもいつも、僕のことを助けてくれたのに。
君が、僕を落ち着かせてくれる。
君が、僕をなだめてくれる。
君が、僕を、守ってくれる。
僕が君のことを知りたいと思ってから。
どれくらいの時が経っただろう。
君のことを知った時から。
君はずっと、輝いている。
最初は仄かに。
そして次第に輝きを増し。
今では、世界中を照らすくらいに。
それでも、君は変わらない。
それは、理屈じゃないんだなって。
今日、君に出会ってそう感じた。
だから、ここで告白しよう。
時に暗くて、後ろ向きな毎日を送りたがる。
僕が、逆走することが無いように。
君が、一方通行の目印になってください。
こんな告白されたら、ビリビリしちゃう。
ありがとうございました。