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この作品には 〔ボーイズラブ要素〕が含まれています。
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"L'Ultima Cena"

掲載日:2026/11/04

───結局、ちょっとだけのつもりが最後までやっちゃったね



男とするのは始めて?


………ふーん

なら、そろそろ話しても良いかな

実はさ───


……あー、待って

どっちから聞きたい?


そうだよ

話すべき事が二つ有るんだ

一つは……………実はいま家に、僕の親が居るんだ


大丈夫だよ安心して

次に話す事と関連してるけど、心配は要らないんだ

こうした瞬間に親が部屋に入って来る事は有り得ないよ

断言可能な事柄だし、此れは約束する



で、二つ眼の話なんだけど……

僕の肌、すごい白いだろ?


さっきも沢山褒めて呉れたよね?

───其れには秘密が在るんだ


ねえ君、気付いて居たかい?

僕の皮膚は毎日、真白く成り続けて居るんだ


瞳も─────そう、もっと覗き込んで呉れて良いよ


綺麗だろ?

此れにも理由が在るんだ


何が起きてるかは、此の扉を開けた方が説明に成るかもね




………えっ?

そんなに驚く事は無いよ


確かに僕の家族は、此の扉の反対側にみんなで立って居た

でも彼らは、死んで仕舞って居るんだ


───死んだのに直立して居るのは、可笑(おか)しいって?


そうでもないさ

彼らはみんな、人形に成って生命を喪ったんだ


概ねの説明には成ったろ?

両親も妹も僕もみんな、躰が少しずつ人形に成り始める病気に罹(かか)って仕舞ったんだ


僕は永らえた方だけど………

でも、そろそろだろうね




駄目だよ

絶対に離さない


もう人形に成って仕舞うから、離したくても離せないけどね


暴れても無駄だよ

僕自身、もう指どころか腕も動かないんだ



最後に君と過ごせて、嬉しかったよ

あっ────────────────────









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