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時計と心音
眠れない夜
部屋には誰もいない
静まり返った空間には
チク、タク、チク、タク、と
その規則的で正確無比な音は
忘れたかった現実を連れてくる
次第に時計の針の音は
気付かぬままに心音へと替わる
バク、バク、ドク、ドク、と
けれど、この五月蝿い雑音を消しても
静寂の騒音が耳を壊す
冴えたままの頭が
余計なことばかり考える
グル、グル、グル、グル、と
カーテンの隙間から
静かな闇が覗いている
外側の世界ですら
五月蝿いものが蔓延っている
眠れない夜
部屋には誰もいない
静まり返った空間には
チク、タク、チク、タク、と
その規則的で正確無比な音は
忘れたかった現実を連れてくる
次第に時計の針の音は
気付かぬままに心音へと替わる
バク、バク、ドク、ドク、と
けれど、この五月蝿い雑音を消しても
静寂の騒音が耳を壊す
冴えたままの頭が
余計なことばかり考える
グル、グル、グル、グル、と
カーテンの隙間から
静かな闇が覗いている
外側の世界ですら
五月蝿いものが蔓延っている