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詩・それに似た何か  作者: 暗雲(くらうん)
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金属バット



こんなにも憂鬱で


こんなにも爽快な


この気持ちを持て余したくなくて


手始めに世界を終わらせてやろうと思った




金属バットを振り回して


こころの赴くままに


誰でもよかった


別に君じゃなくてもよかったんだ




傘なんて持っていないのに


土砂降りの雨がおれを襲う


午前二時過ぎの闇の中


どこかでずっと猫が鳴いていた




右手に持った金属バットが


やけに重く感じた


振り回すのも面倒になって


そこら辺の茂みに放り投げた




猫の鳴き声が止んだ午前三時頃


おれは何も持っていなかった


くだらない現実だけは


どこまでも追いかけてきた




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― 新着の感想 ―
[一言] 四行五段。程よい好みの構成。 金属バットで、世界は壊せたかな。自分の人生は壊せたように思える。
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