表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
詩・それに似た何か  作者: 暗雲(くらうん)
75/448

もう一度あの島へ



遥かに広い一面の海

その西の最果てに

ひとつの島があるらしい


そこには人がいないし

もちろん文明もない

いつかの時代の姿を

そっくりそのまま残している


誰もいないその島の

陽光が差し込む地底湖で

ひとりの少女がいるらしい


ずっとずっと昔に

初めてその島を訪れた少年を

いつまでも待っているという




古今東西どこにでもありがちな

そんなお話だけれど

それが真実だと知っている少年が

ひとりだけここにいる


もう二度とそこに行けないと知っていて

それでも約束をした

だってあまりにもその瞳が

寂しげに揺れていたから


申し訳ないなと今でも思っている

その償いはもうできないだろうけど

もう一度あの島へ

彼女のいたあの島へ

行ってみよう――。




評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
[一言] どうやって行くのだろう。どうやったら行けるのだろう。 それはあるいは西方浄土かも。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ