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詩・それに似た何か  作者: 暗雲(くらうん)
74/448

夜道



街灯が少ない道を

ひとり歩く


自分の足音だけが響く


足元に伸びる影は不安定なまま



――不意に視線を感じた


足音はしない

影も見えない


だが確かに後ろに誰かが居る



暗闇の中

殆ど無い街灯の灯りを頼りに

ひた走る


しかし

いくら走っても気配は消えない


闇に溶け込むようにねっとりと

付き纏ってくる



――息が上がって立ち止まる


酸欠の頭が悲鳴を上げている


くらくらと揺れる視界の先


仄かに赤い光を放つ街灯があった


その下には誰かがいた


顔が無いその誰かが

無いはずの目を見開いて

こちらを見ている



暫くしてから

わたしは気付いた


どうやら顔を奪われたらしい




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― 新着の感想 ―
[一言] さすがにメタファではないだろうなあ。 闇芝居の怪談のような。さいごに「おしまい」をつけて。
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