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詩・それに似た何か  作者: 暗雲(くらうん)
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画鋲



たとえば君が横にいて

僕が君に話しかける

そうすると微かに

鉄の味がするの

いつでも、どんなときでも

赤色がそばにいるの


たとえば君が横にいないと

僕はとても嬉しくなる

心に生まれたなにかが

イタズラをしてるみたい

けれど、なんでだろう

鉄の味がしないんだ


たとえばアイツが横にいて

僕がアイツに話しかける

そうすると確かに

鉄の味がするの

もっと、もっと、もっと、もっと

その味が恋しくなるの


たとえば僕がいなくなって

君の横に空白ができたなら

君はとてもキレイに変わるの

傷ひとつない白色に

ぜんぶ、僕の所為だ

幸せはそこにあったのに


幸せに画鋲が刺さる

君から赤色が溢れる

とめどなく




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