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詩・それに似た何か  作者: 暗雲(くらうん)
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(惨めだな)

「そうでもないさ」


(いいや違うね)

「何が違うのさ」


(昔のおまえはそんな顔をしなかった)

「過ぎた話さ」


(結局今も忘れられずにいるんだろう?)

「ぼくだけは、忘れちゃいけないだろう」


(そんな考えはエゴに過ぎないさ)

「それでもいいんだ」


(あぁ、そうかい。呆れちまうね)

「その態度にだって慣れっこだ」


(気付いてるんだろう?)

「さぁ、何のことだろう」


(惚けても無駄さ。おれが一番よく知ってるからな)

「――さぁ、何のことだろうね」


(まあいいさ)

「それでいいよ」



映っているのは僕なのに

向こう側には俺がいるんだ


俺の言うことは全部正しくて

それが虚しくて笑ってしまう


哀しくないし、悲しくない

どうしようもなく広がるこの味は



きっと、憧憬だったのさ




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― 新着の感想 ―
[一言] 結局、向こうの自分もやっぱり自分。 向こうの思うことは、やはり自分の思う事。だから自分に反論は出来ない。ただ、本当の気持ちを見つめるのが辛いだけなんだな。
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