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詩・それに似た何か  作者: 暗雲(くらうん)
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迎え



彼は歩いていた

終わりに向かって、淀みなく


しかし彼は立ち止った

終わりなんてものは無いと気付いたから


さて彼は

この先どこに向かえばよいのだろう?



彼は何の気なしに振り返った

いや、もしかしたら呼ばれたのかもしれない


そこにはレンガ造りの建物が

ぽつり、と寂し気に佇んでいた


行く当ても、目指すべき終わりも無いので

彼はその建物の中に入ることにした



……建物中は伽藍洞で

埃の一つもありはしなかった


しかし、瞬きを一度すると

顔も知らない誰かが立っていた


「さあこちらへ」

見知らぬ誰かがそう言って手招きをしている


すべきことも、目的も無いので

その誰かの言葉に従った



しばらくの時が経って

彼の迎えが来た


それはよく見知った

自分自身だった――。




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― 新着の感想 ―
[一言] 目的地を見失うと、旅は辛い。苦しみだって、終わりが見えるから耐えられるのに。 最後のは、なんのシンボルだろう。
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