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詩・それに似た何か  作者: 暗雲(くらうん)
55/448

立ち眩み



くらり


立ち眩み


視界に広がる景色が

段々と色を逃がしてゆく


明滅


崩壊


モノクロに置き換わる

広げたこの手も



くらり


立ち眩み


気付くとそこは

誰もいない平坦な場所だった


頭痛


焦燥


わけの分からないこの場所から

早く、早く抜け出さなければ



少しずつ

少しずつ


境界が喪失する

迷い込んでしまう


誰もいないあの場所に

なにもないあの場所に


どこにいても

気付くと眼前には

見慣れ始めたあの場所がある



きっとそう

これは幻覚だ

果てしなく続く

終わりなき呪い


現と虚無の世界が

そっくりそのまま入れ替わる

その時まで



くらり


立ち眩み


手招きは続く――




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― 新着の感想 ―
[一言] そちらの世界でも意識って保てるのかな。虚無の中だと意識もなくなるのかな。なくなるのなら、それでも良いかも。 一度起きると、また起きるのじゃないかと、何処か不安になったりする。
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