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詩・それに似た何か  作者: 暗雲(くらうん)
51/448

橋の下の罪



橋の上


空を見上げる


足元に転がっている小石は

川の中へ蹴り飛ばした


午前三時

ひとり歩く

夜道の街灯

鼓動する


忘れられないんじゃない

忘れていいのか分からないんだ


何気ない一言が

誰かの人生を狂わせる

そんなことはもう

解りきっていたのに



罪を背負う


透明を泳ぐ


冷えた手の上に

陰が宿っていた


ライターを片手に

叫ぶ


これまで背負ってきた罪は

無意味に消えるのかな

誰にも救われず

誰も救えずに


狂ってしまった

壊れてしまった


壊れた時計は

もう動かない



ひとりの夜道


ライターをポケットへ


歌う――肺が凍みる


捨ててしまおう

余生を


押し潰される前に

抱きしめて

融け合って

橋の下へ




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― 新着の感想 ―
[一言] 他人の人生を狂わせるのが罪だとして。では自分の人生を狂わせるのは? 罰なくして罪が許されることがないのだとしたら。罪と共に消え去ると、それは永久に許されないということ?
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