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詩・それに似た何か  作者: 暗雲(くらうん)
46/448

夢売り屋



いつもの公園に

ゆっくりと向かう

古着屋の奥の奥にあるような

煤けた茶色のコート着て


鞄を背負っている人なんて

この公園にはいない

小さな子供たちが

楽しそうにはしゃいでいる

それを見守る親は

慈愛の眼差し


入り口から十二歩

苔すら生えそうなベンチ

鞄と腰を下ろして

静かに待っている


すると、ほら

子供たちが寄ってくる

鞄の中身を欲しがって

やいのやいのと騒ぎ出す


落ち着いて並んでね

順番を守ってね

大丈夫、無くなりはしないよ

ちゃんと、君にもあげるさ


きらきらと

眩しく輝く

誰かの夢

誰かが諦めて捨てた

誰かが嗤って貶した

……そんな夢たち


君の手の中で

いっそう強く輝いて

導いてくれるさ

君の未来へ




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― 新着の感想 ―
[一言] 継いでもらえれば、夢も幸せ。 ほとんどの夢は、壊れて潰えてしまいますね。
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