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理不尽
理不尽
焦燥をひとつ
伸ばした手のその先に
欲しかったものが見えている
風が吹いてその光は
ふわり、ふわり
理不尽
暗澹をひとつ
地を這って生きているのは
鏡を背負った蜘蛛だった
景色が絶えず乱反射し
きらり、きらり
理不尽
諦観をひとつ
暗闇の中にひとり
声を出そうとして気づく
喉は既に裂かれていた
くらり、くらり
理不尽
真実をひとつ
これはひとつの夢物語
存在しないストーリー
けれどふとした瞬間
おぉい、おぉい
理不尽
結末をひとつ
どうしようもなかったのさ
理不尽
焦燥をひとつ
伸ばした手のその先に
欲しかったものが見えている
風が吹いてその光は
ふわり、ふわり
理不尽
暗澹をひとつ
地を這って生きているのは
鏡を背負った蜘蛛だった
景色が絶えず乱反射し
きらり、きらり
理不尽
諦観をひとつ
暗闇の中にひとり
声を出そうとして気づく
喉は既に裂かれていた
くらり、くらり
理不尽
真実をひとつ
これはひとつの夢物語
存在しないストーリー
けれどふとした瞬間
おぉい、おぉい
理不尽
結末をひとつ
どうしようもなかったのさ