表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
詩・それに似た何か  作者: 暗雲(くらうん)
38/448



笑顔の裏に

涙を隠す

斃れた誰かを踏みつけて

無表情


必死に自分を抑えている

迸る感情を

本当の自分が

悪魔であると知っているから

慟哭が疾走する

爛れた嘲笑

飛沫感染すればいいのに


両手で顔を覆って

表情筋を切り裂いて

そうでもしなきゃ

釣りあがってしまう

斑模様の太陽

発光する言葉が

誰かを深淵に誘う


泣いているのに

啼いているのに

どうしてかな

笑えてくるんだ

反転する世界で

縮こまったまま

浮遊

大気の共鳴


嗚呼、なんて美しい。

彼は、彼女は

なんと美しいのだろう。

狂った自我を

溢れているとも知らずに

抑え込もうと必死に

顔を覆い隠している。


嗚呼、屹度

あの時わたしを見ていた

彼も、彼女も

等しく美しかったのだろう。




評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
[一言] ペルソナで自分自身を隠して。はたして、そのペルソナをみて、美しいと表現できるものだろうか。 そんな中にうまくペルソナをつけられないものが混じったら。辛いだろうねえ。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ