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詩・それに似た何か  作者: 暗雲(くらうん)
35/448

霧の星



窓の外

広がる景色に

灰色が伸びる

のっぺりと

それでいてしつこく

霧が広がる


夕暮れは過ぎ去って

長い長い夜が来る

窓を開ける

風が吹く

霧の鼓動で

髪が濡れる


遠くの街も

近くの家も

静かなまま

星を灯す

霧に浮かぶ

地上の恒星

伝染していく

それを見ている

何もせずに


階段を下り

靴を履く

扉の外

霧が消える

散ってしまった

その後には

虚しく降る小雨だけ


太陽は落ちて

月が隠れた

今宵は冷える

ポケットの中

冷えた手のひら

鼻歌を奏でながら

星間飛行


そして行き着く

輝きのない恒星

土砂降りさ

笑っちまうね




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― 新着の感想 ―
[一言] 地上の星、ですか。 でも、霧がなくなってしまえば、それはただの明り。そして降りくる雨、と。
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