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パラノイア
どうやらわたしは
おかしくなってしまったみたい
いつも誰かに見られてる
いつも誰かに笑われてる
そんな気がして
息継ぎをするように
毎日を過ごしてる
「そうさ、君はおかしいんだ」
そう言って指を差すあなたは
どこか焦点が合ってない
どうやらわたしは
おかしくなってしまったみたい
いつも誰かに見られてる
いつも誰かに笑われてる
そんな気がして
全力疾走で駆け抜けるみたいに
毎日を振り切ってる
「そうさ、君はおかしいんだ」
そう言って指を差すあなたは
口元を隠してる
誰も見ていないのに
誰も笑っていないのに
誰も気にしてなんかいないのに
妄想に囚われて
妄想に壊されて
妄想に殺されて
「誰も君を見ちゃいないさ」




