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詩・それに似た何か  作者: 暗雲(くらうん)
19/448

虹色=黒



白紙の未来にリズムよく

虹色を飾るのは勝手だが

手に持つそれは水彩絵具で

一つのミスも許されない

君はそれに気づいていて

それでも筆を動かす


滲む

歪む

混ざる

溶ける


音もなく静かに

虹色は瓦解する

音もなく静かに

暗闇が踊りだす

辺り一面の黒、黒、黒

部屋に満ち溢れる


ドアを開けて部屋を出ると

そこはつまらない現実だった

君は未来を描けないし

虹色なんて高望みだ


ほら、見てごらん

君の手はそんなにも色褪せている

せせら笑う灰色が

今も君の傍にいる


さあ、もう一度

お絵描きの時間だ

退屈な現実を

壊れた過去を

塗り潰してしまえ


右手に持つナイフで

赤を咲かせよう




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― 新着の感想 ―
[一言] コメにコメで済みませんが。 パレットナイフっていうので削り落として、またその上から書いたりできます。ダビンチとか昔の大作でも、絵の下に絵があったり、なんていう話があると思いました。 割とシャ…
[一言] ずっと昔に書いたものに、ちょっと似たテイストのものがありました。それは油絵でしたが。油絵は絵の具削れるけど、カンバスが真っ白に戻ることはないって。
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