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詩・それに似た何か  作者: 暗雲(くらうん)
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それだけ。



世界は五分前に始まっていて。

自分の持っている記憶が、

すべて捏造されたものだとして。

もし、そのことを

真実だと理解してしまったとして。

僕はどうするだろうか。


手に取るように分かる。

ありありと目に浮かぶ。

だからどうした、と

ポケットに手を突っ込んで

退屈そうに歩く姿が。


真実なんてそんなものだと思った。

重さなんてないし、

形なんてないし、

ただ曖昧にそこにあるだけ。

たとえそれが世界の終末だとしても、

僕が死んで、君が死んで、世界が死ぬだけ。


目を背けているわけじゃない。

空に浮かぶ鱗雲が、

どうにも遠い気がする。

それだけ。




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― 新着の感想 ―
[一言] 手に出来るのは現在だけだから。過去も未来も想像のなかにしかないのかも。
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