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症状
くだらない感情に従って
くだらない結果を残して
くだらない人生を描いた
「どうせアンタには分からないさ」と吐き捨てて
あったかもしれない希望と未来を摘み取って
誰かを呪って生きられたなら
時々思う
なにかもっと綺麗なものを望んでいたら
少しはマシな道だったのかもしれない
理由のない憎悪
意味のない復讐
残ったのは氷河のような侮蔑だけだったのに
一度味わった憎悪の味が忘れられず
一度果たした復讐の快感を抑えきれず
汗が噴き出る 呼吸が乱れる 震えが止まらないんだ
人混みを歩く自分自身は恐らく
この世でもっとも醜い狂人となるだろう
幻覚と幻聴に惑わされるままに動き出してしまうのさ




