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詩・それに似た何か  作者: 暗雲(くらうん)
106/449

藻屑



流行りも廃れも知らずに

ただ昔を懐かしむ



たとえばそれは

路肩に咲いた蒲公英のようで

砂利を掻き分けて

陽を仰ごうと天を見つめる



其れに比べてわたしは

海の藻屑のようなものだ

ただ行く当てもなく

沖へと舟を漕ぐ流浪である





世の善と悪など気にかけず

のうのうと惰眠を貪る



たとえばそれは

踏切に立ち尽くす子供のようで

為す術を探す右手は

空を泳ぐばかり



其れに比べてわたしは

海の藻屑のようなものだ

後のことを考えもせず

海へと還る塵芥である




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― 新着の感想 ―
[一言] 相変わらず、綺麗に繰り返しておられる。 海の藻屑となるよりは、海のモズクとなって、美味しくいただかれる方が/w
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