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詩・それに似た何か  作者: 暗雲(くらうん)
105/448

散歩



どうしようもなく眠れないとき

ふと目が覚めてしまったとき

玄関のドアを開けて

冷めた空気を吸い込む




時間はいつも午前二時過ぎ

玄関前は歩道と車道

街灯以外の明かりが無い

静まり返ったアスファルト




時々通り過ぎるヘッドライト

空を切るエンジン音

痛くない静寂の騒音が

僕の足を動かす




歩道に出て

街灯の光を避けて

ゆらゆらと歩く

あてもなく




気分が晴れることはない

けれどそれ以上に悪くなることもない

思考の縺れが消え

真っ直ぐになるだけ




自販機でカフェオレを買い

プルタブに爪を引っ掛ける

かこん、という音とトリプトファンは

午前三時を連れてくる




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― 新着の感想 ―
[一言] 都会は、丑三つ時から物の怪を奪ってしまった。 そこを徘徊するのは、みな、人
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