表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
詩・それに似た何か  作者: 暗雲(くらうん)
103/448

コドク



生き残るためだけに動き続けて


最後のひとりになったとき


全てを失った挙句


いいように使い潰される




仲間なんて必要なかった


その空間に渦巻いている


貪欲な生への執着が


脳味噌を侵食していた




その頃は信じていた


自分以外が消えさえすれば


絶対的な生存が


この上ない自由が約束されていると




今なら分かる


昇華されたこの肉体に潜む


致死の毒さえあればよかったのだ


それ以外に価値なんてなかった




たった一人生き残って


肉体以外の全てを失って


生も自由も奪われて


残ったのは肉体に宿った呪いのみ




やがてこの身を滅ぼす


コドクのみ




評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
[一言] なあるほど。孤独と蟲毒のダブルミーニングかあ。 いいなあ。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ