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詩・それに似た何か  作者: 暗雲(くらうん)
100/448

光の粒



ぼんやりと浮かんだ

光の粒が見えた




それが何なのか

何を伝えようとするものなのか

まるで見当がつかない


そもそもの話

この光の粒に

意味なんてあるのだろうか?




近づいて触れてみる


微かだが

温もりがある

まるで人の体温だ




次の瞬間

わたしは光に飲み込まれてしまった

為す術もなく

ぎゅっと目を閉じた




――目を開く


陽の光が差していた

風がそよいでいた

知らない景色の中

知らない誰かと

知らない話をしていた




それでも温かかった


あの光の粒のように


繋いだ手のひらのように――




気付くとわたしは

部屋の床で横たわっていた


視界が滲んでいた

光の粒なんてどこにもなかった

やけに寒く感じた

手のひらには虚しさだけが残っている




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― 新着の感想 ―
[一言] とと。100篇目到達おめでとうございます。お疲れ様です。
[一言] それがたとえば「夢オチ」だったとして。では、その夢を見たこと自体に意味があるんだろうか。逆に夢みてしまったがために、現実が辛くなったりしないだろうか… なら、夢なんて見ない方がいいんだろうか…
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