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【書籍化】落ちこぼれだった兄が実は最強〜史上最強の勇者は転生し、学園で無自覚に無双する〜  作者: 茨木野
第15章

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249/250

249.

 一方、俺――ガイアスの兄であるユリウスは、世界の果てに作られた魔法の牢獄結界の中にいた。

 無機質な光の壁に囲まれた、完全なる閉鎖空間。

 俺の目の前には、すべての元凶とも言える存在が、優雅に宙に浮いていた。


「いやぁ、そろそろ決着がつきそうでねええ」


 六枚の光の羽を揺らしながら、大天使ルシフェルが薄ら笑いを浮かべる。

 俺は腕を組み、結界の壁に背中を預けたまま短く返した。


「そうだな」


 このふざけた天使を地上で暴れさせるわけにはいかない。だから俺は、自分ごとルシフェルをこの結界に閉じ込め、強引に足止めしているのだ。


「はたしてガイアス君は、ユリウス君なしで、邪竜帝をたおせるのでしょうか。正直難しいと思いますけどぉ?」


 ルシフェルがわざとらしく肩をすくめ、煽るような視線を向けてくる。

 俺は鼻で笑い、呆れたようにため息をついた。


「ばっかおまえ、できるに決まってんだろ。あいつが誰の弟かわかってんの?」

「ふふっ。勇者神であるあなたの弟でしたねぇ。さて、現代最強勇者は、古代最強魔王にかなうか……」


 ルシフェルの瞳に、底知れぬ愉悦の色が浮かぶ。

 邪竜帝という古代のバケモノを前にしても、俺の弟なら絶対にやり遂げると信じている。あいつは誰よりも不器用に努力し、誰よりも強くなったのだから。


「ああ」


 俺はニヤリと不敵な笑みを浮かべ、ルシフェルと視線を交差させた。

 そして、俺たちはまるで示し合わせたかのように、同時に口を開いた。


「「お手並み拝見といこうか」」


 光の牢獄の中で、俺と大天使の声が静かに重なり合った。

【おしらせ】

※2/25(水)


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