234.
【☆★おしらせ★☆】
あとがきに、
とても大切なお知らせが書いてあります。
最後まで読んでくださると嬉しいです。
ガイアスは、兄ユリウスから技を教わり、また盗みながら、これまで戦ってきた。
彼の攻撃手段全てが、結局兄の模倣に過ぎない。
……兄の持つ技術を、何一つとして、上回っていない。
それが……自分の弱点だと、ガイアスは思っている。
「ボクがやってるのは、勇者のまねごと。真の勇者にはほど遠い……」
「阿呆」
ぺん、とヴェノムザードが軽く、ガイアスの頭をはたく。
「え?」
凄まじい勢いで、ガイアスがぶっ飛んでいく。
八宝斎のアトリエないの、壁に激突する。
普通の人間なら、今ので死んでいるところだ。
「もぉ! 何するんですか!?」
「おお、やはり生きてるか」
けらけら、と魔王が楽しそうに笑う。
「我が攻撃するのを、目で捕らえ、とっさに体をそらすことでダメージを軽減させたんだろう?」
「ええ、まあ」
「それは、普通に、凄いことじゃぞ?」
ガイアスが魔王の元へ行く。
「ガイアスよ。おぬしにも立派な武器がある。その目じゃ」
「ボクの……目?」
「ああ。おぬしの目は、一度見た攻撃を、完璧に再現する。その目のおかげで、おぬしは兄の技をすべて模倣して見せた。それこそが、最大の武器だ」
「ボクの目が……武器……」
「そうじゃ。今は、兄の技術を盗むことだけに使われておるが。それを、今度は戦いに生かすのじゃ」
全てを見抜く、ガイアスの目。これこそが……才能だと。
魔王が、そう勇者におしえる。
「八宝斎は、恐らくじゃが己の持ち味を生かせと言ってるのだ。先ほどまでは、兄の技術だけに頼っていた。多分、おぬしにとってそれが、自分の最大の武器だと思っていたからじゃろうな」
……その通りだ。
なぜなら、兄は史上最強の勇者なのだから。
それ以上に強い武器は存在しない、と。
「自分を卑下するな。おぬしは、強い。兄から、勇者と認めて貰ったのだろう?」
「っ!」
……そうだ。兄は、自分のことを、今代の勇者だと言ってくれた。
「ガイアスよ。今こそ、己の殻を破る時じゃ。おぬしは、もっと自分の才能に自信を持て。そして……倒すのじゃ。古き魔王を、新しき勇者が」
【★☆読者の皆様へ 大切なお知らせです☆★】
新作の短編投稿しました!
タイトルは、
『元悪役令嬢は、辺境でのんびり温泉に浸る~婚約破棄されたわたし、年上の辺境領主さまのもとに嫁ぐ。優しくて病弱な彼のために、【土地神】スキルで温泉を着くってあげたら、なぜか領地が大繁盛してました』
広告下↓にもリンクを用意してありますので、ぜひぜひ読んでみてください!
リンクから飛べない場合は、以下のアドレスをコピーしてください。
https://ncode.syosetu.com/n6757kh/




