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【書籍化】落ちこぼれだった兄が実は最強〜史上最強の勇者は転生し、学園で無自覚に無双する〜  作者: 茨木野
第14章

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234/250

234.

【☆★おしらせ★☆】


あとがきに、

とても大切なお知らせが書いてあります。


最後まで読んでくださると嬉しいです。



 ガイアスは、兄ユリウスから技を教わり、また盗みながら、これまで戦ってきた。

 彼の攻撃手段全てが、結局兄の模倣に過ぎない。


 ……兄の持つ技術を、何一つとして、上回っていない。

 それが……自分の弱点だと、ガイアスは思っている。


「ボクがやってるのは、勇者にいさんのまねごと。真の勇者にはほど遠い……」

「阿呆」


 ぺん、とヴェノムザードが軽く、ガイアスの頭をはたく。


「え?」


 凄まじい勢いで、ガイアスがぶっ飛んでいく。

 八宝斎はっぽうさいのアトリエないの、壁に激突する。


 普通の人間なら、今ので死んでいるところだ。


「もぉ! 何するんですか!?」

「おお、やはり生きてるか」


 けらけら、と魔王が楽しそうに笑う。


「我が攻撃するのを、目で捕らえ、とっさに体をそらすことでダメージを軽減させたんだろう?」

「ええ、まあ」


「それは、普通に、凄いことじゃぞ?」


 ガイアスが魔王の元へ行く。


「ガイアスよ。おぬしにも立派な武器がある。その目じゃ」

「ボクの……目?」


「ああ。おぬしの目は、一度見た攻撃を、完璧に再現する。その目のおかげで、おぬしは兄の技をすべて模倣して見せた。それこそが、最大の武器だ」

「ボクの目が……武器……」


「そうじゃ。今は、兄の技術を盗むことだけに使われておるが。それを、今度は戦いに生かすのじゃ」


 全てを見抜く、ガイアスの目。これこそが……才能だと。

 魔王が、そう勇者におしえる。


八宝斎はっぽうさいは、恐らくじゃが己の持ち味を生かせと言ってるのだ。先ほどまでは、兄の技術だけに頼っていた。多分、おぬしにとってそれが、自分の最大の武器だと思っていたからじゃろうな」


 ……その通りだ。

 なぜなら、兄は史上最強の勇者なのだから。

 それ以上に強い武器は存在しない、と。


「自分を卑下するな。おぬしは、強い。兄から、勇者と認めて貰ったのだろう?」

「っ!」


 ……そうだ。兄は、自分のことを、今代の勇者だと言ってくれた。


「ガイアスよ。今こそ、己の殻を破る時じゃ。おぬしは、もっと自分の才能ぶきに自信を持て。そして……倒すのじゃ。古き魔王を、新しき勇者が」

【★☆読者の皆様へ 大切なお知らせです☆★】


新作の短編投稿しました!

タイトルは、



『元悪役令嬢は、辺境でのんびり温泉に浸る~婚約破棄されたわたし、年上の辺境領主さまのもとに嫁ぐ。優しくて病弱な彼のために、【土地神】スキルで温泉を着くってあげたら、なぜか領地が大繁盛してました』


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