87話 しおんとしての夜と真実
しおんは家に戻ったのだが、しおんはとても疲れていた。
ただいまと言って、茜がきて言った。
「おかえりしおん!風呂わいてるから入ってきたら?」
そういわれて、しおんはすんなりわかったといって洗面所に行った。
「あれ?なんかおかしくない?」
気づいたのはふろに入ってから、よくみて回ったが、自分の髪を無意識に湯船に当たらないように結んで、それに、最も恥じらいとかもなく服を脱いでいた。
これはどう考えてもおかしかった。
「もしかして…ってそんなわけないか!早く洗おっと…」
そう言ってしおんは湯船からでて髪を洗い始めた。
「そういや…いまさらだけど髪きれいだよ…ね?トリートメント…っでいいんだっけ?」
そういって、とりあえず髪は洗った。
「まぁ…いいかな…これで…次…」
そういって、手を胸に近づけたがしおんは、
「いやだめでしょ!?これでも…でも…ちょっとなら…」
そういって、顔を赤くし、唾を飲んで、自分の胸を揉んだ。
「うぉおお!?柔らかい!?なんだろ…マシュマロみたいだな…」
そういって、鏡をみたら、なさけないように自分の胸を揉んでいるしおんが映っていた。
「なんか…情けない…でも私は男だしさ!別に入れ替わり見たいに他の身体じゃ…」
そういってたら、異変に気づいた。
「ト…トイレ行きたい…早くでよ…」
そういって、とりあえず風呂からでた。
とにかくトイレに行きたくて大急ぎでトイレに行った。
「ふぅ…危なかったわ…とりあえず…着替えてくるか…」
そういって、また洗面所にもどって着替えた。
着替えて、しおんは夜ご飯をつくっていた。
「そういやさ…ちょっと話していい?」
「え?いいけど…どうしたの?」
そういって、しおんはオーブンにからあげを入れて、茜は話した。
「じゃあ最初に聞くけど…少しでも幼稚園での記憶ある?」
「え?あぁそういや…多分…」
「じゃあ…本当のこと、しおんは…生まれたとき…女の子だったんだよ?」
「いやそんなこと…いやどいうこと?」
そういって、くわしくはなしていった。
「いや…うそだよ!そんなわけないじゃん!」
そういって、しおんはちょっとおこったが、とりあえず眠くなってレムネムをひらいた。




