85話 しおんの電車と麗乃
駅までついて、普通に改札を通ろうとしたら、麗乃がきていった。
「神奈ちゃん夕漓ちゃんと…しおんちゃんだっけ?」
「あ、はい!私が…しおんです!い…今から…ショッピングモールいくんですけど…一緒に行っても…いいからね!」
そういったが麗乃は、自分の髪を結んでいたのと、カバンに入れていたヘアゴムを取り、しおんをツインテに仕上げたのだがしおんは、
「私可愛い…まぁでもいいかな」
そういって、しおんはヘアゴムをはずして麗乃に渡した。
「そういや…なんで口調も女の子っぽいのおまけにツンデレだし…」
「ってそうじゃん!なんで私口調まで!?」
そういって、ちょっとテンパったのだが、すぐに落ち着いた。
「っもう!早くいこうよ!」
夕漓がそういって、改札まで行った。
「うぅ…私ち…ちょっとトイレ行きたいから…先行ってて!」
駅について、しおんがスカートを押さえながら言ったのだが麗乃は、
「しおんちゃんいくの?私もいく!」
麗乃がそういってしおんを引っ張って連れていった。
「しおんちゃんどうしたの?」
麗乃がトイレにいったのだが、しおんが前でたっていた。
「いや…別に行きたくないとかいうんじゃないから!ただ私が入ったら何か言われないかって…」
「いやそれだったら神奈ちゃんとか…あんな可愛がってないんじゃ?」
そういって、麗乃はしおんを引っ張って座らせた。
「あの!ちょっと…恥ずかしいし…ちょっとほんとに…」
そういって鍵を閉めてやっと落ち着いて、トイレは終わらせたが、あることを思った。
「てゆうか…なんですんなりできてるの!?茜にもすぐには言ってないのに…これどういうことだろ…」
そういって、考えようとしたが、トイレからでた。
「っもう!遅いって!」
やっと駅から出てきて、座っていた夕漓が言ったが麗乃は、
「ごめんごめん!私もしおんちゃん待ってたんだししょうがないからね!」
そういって、モールまで足を運んだ。
「つーいた!じゃあ先服より下着のほうがいいよね?」
ショッピングモールについて麗乃が言って、すぐにしおんを引っ張って店内に入った。
神奈はしょうがないので、ゲーセンにいこうとしたら、夕漓が声をかけてきた。
「えっと…和登くん!ちょっと…ショッピングモールでデートとか…私はしたいから…いいかな?」
そういわれて、神奈は、特に恋人とかそういうのを考えずだったらと思い、いいよといって二人で店内に入った。




