81話 部活のマネージャーと健二
10/14くらいです
健二はバスケットボール部に入っている。健二は実際一年からずっとやっていたのだが、結華になってからはしていなかったそう。
だけど健二が一応性別を変えれる状態になって、やっと部活に行こうとしていた。
「ほいじゃいってくる!」
健二がそういって、玄関をでた。
健二は部活のマネージャーとよく学校にいっている。名前は『彩滝 麗夢』というのだが、実際男の子だ、女の子みたいな名前というのが少しコンプレックスになってるらしいが、健二はいいと思っている。
「おーい?麗夢ー?起きてるか?」
健二はそういいながらインターホンをおしたが、出てきたのは、麗夢じゃなく、紫色の髪をした女の子だった。
健二は玄関のドアを閉じようとしたが女の子は、
「ち、ちょっとまてって!なにか間違えたような感じして!」
そういって、麗夢は健二を引っ張って麗夢の部屋に入れた。
「あの…ここ麗夢の部屋じゃ…もしかして彼女とか?」
「いや違うし!朝起きたらこんなことに…」
そういって、冷静に麗夢が話した。
朝、普通に起きたはずだった。しかし体がだるい、とりあえず部活があるので着替えようとしたら女の子がいたと言う、
「髪長いし…てゆうか紫色の髪になってるし…ってか声高…」
そういって、ちょっとスマホを取り出して写真をとった。
「とりあえず夢だろ…とりあえずチャットに…」
そういって、とりあえずチャットに投稿したがすぐに通知がなった。
『可愛い』
『美少女という名の天使』
『姉妹?だとしたらやばい』
そうかかれていて、麗夢は呆れた。
「ったく…確かに姉はいるけど金髪だけど?」
そういって、とりあえず顔を洗ってこようとしたら転けてしまった。
「いてて…てゆうか身長かなり縮んでるし…140くらいか…」
そういって、立ち上がろうとしたら、手が胸に当たってしまって、慣性的に両手を胸に添えた。
「や…柔らかい…のか?わからん…とりあえずトイレいくか…」
そういって、とりあえずズボンの裾をあげてトイレの方に向かった。
「どうするか…そういや最近ある男女が入れ替わったとか校内で聞いたなぁ…とりあえずチャットに休むって…」
トイレからでて、チャットに入れようとしたら、チャイムが鳴った。
「っというわけ…私…どうしたらいいのかな…」
麗夢がそういって、こいつ適応力高いな…と思って問いかけた。
「っでも…朝起きたら女の子って…俺はわかるよ?だけどさ…」
そういってたら、いつの間にか黒髪のおんなじ部活の、『天風 文斗』が健二の隣にいて言った。
「ちょっと健二先いってて、お前最近サボり気味だったし早く練習した方がいいだろ?」
そういって、健二はその通りにして家をでた。




