76話 夕璃のプールと恋バナ
「そ・・・そういやさ!なんで花由ちゃんいるんだろうね・・・」
夕璃は花由と陸斗が居るのを見て神奈に言ったが神奈は、
「まぁいいでしょ!一応あの二人は恋人だし!それに・・・私達も一応元恋人でしょ!」
「うっ・・・まぁそうだけど・・・まぁ和登くんは・・・私はまだ好きだけど・・・」
夕璃が後半小さい声で言ったので神奈は、
「え?なんて?私か何って?」
「なんでもないって!私は今は好きって言ってないからね!あ・・・」
そう言ったら神奈が赤面して言った。
「は?はあぁぁぁぁ!?なんで!?私今女の子だよ!?無理だって!」
「ご・・・ごめん!多分友達としてだと思うし・・・だから絶対安心して!」
「いや安心出来ないし・・・ちょっと寒いから上がる・・・」
そう言って神奈はプールから上がったが夕璃からビーチボールを投げられて夕璃が言った。
「神ー奈ちゃん!ちょっとなーげて!」
「わ・・・分かった!ってうわぁぁぁ!?」
神奈がビーチボールを投げようとしたら転けてプールに落ちてしまった、
夕璃は直ぐに神奈の元に行ってプールサイドに神奈を寝転ばせた。
「ゆ・・・夕璃ちゃん?私ほんと運動神経悪いよね・・・」
「だ・・・大丈夫ですか和登くん!良かったわ・・・」
夕璃が落ち着いていた時に時間を見ていたらもう8時になっていた。
「和登くん、戻ろっか!」
夕璃がそう言って神奈と夕璃はプールから出た。
「やっぱり神奈さんと夕漓さんって…同じ女の子だけどもしかして…」
風呂にはいってる時に男子側から聞こえてきたが神奈はそのまま聞いていた。
「いや流石にないんじゃね?どっちかと言うと委員長さんじゃね?結構まえ合ったし…」
「いやそれは神奈さんというより和登だろ?そういや和登いつ戻るんだ…」
神奈はそれを聞いて考えていた。
「確かに帰省とかいってもう半年くらいだから…流石にやばいかもな…」
そう考えて神奈は風呂から出た。
「そういやだけど…なんで私だけ名字なんだろう…綾ねぇはちゃんと名前なんだけどね…」
神奈たちが布団に入ってきて麗乃が言ってきたが夕漓が言ってきた。
「いいんじゃないんですか?確かに統一感がないですけど…じゃあ…『ちえちゃん』とかどうですか?」
「別にいいけど…なんか自分で言ったけどなんか恥ずい…まぁいいか…」
麗乃がそういって夕漓が提案してきた。
「それじゃ!いつもの恋バナやるよ!」
そういったら、聖那が、
「ごめんちょっとトイレいってくるわ…先はじめてて!」
そういって聖那が部屋から出た。
「そういや正直夕漓さんと神奈さんって付き合ってるの?今日二人で遊んでたらしいけど…」
結華がそういったら二人が赤面して夕漓がいった。
「い…いや違うから!ただの友達だから!」
「っでも…それなら夜に呼ばないよね?僕その時ゲーセンに呼んでたけど…」
「え?まぁそうだわよね…私より結華ちゃんのほうがあれだから…だわよね?」
「いや違うって!てゆうか中1からの友達だからな!おかしくはないだろ!」
そういってたら聖那がドアからひっそりと見ていたのを麗乃が気づいた。
「あ!ごめんごめん!こっち来て!」
麗乃がそういって聖那が部屋に入ったが聖那はすぐに寝た。




