70話 白髪の大学生と母
神奈たちは家に戻ったのだが、門の前に白髪の大学生らしき男の人がいた。
「あれ?あの人…だれだろ…ちょっと言ってきていい?」
志乃亜が車を止めて聞いてきた。
「そういや…あの人由真ちゃんに似てるよね?もしかしてお兄さんとか?」
麗乃が車から降りて、神奈に言っていたが、神奈は、
「たしかに…白の髪はよくあるけど…あっ、志乃亜が呼んでる…」
志乃亜が読んでいたので、とりあえず家に入った。
「と言うわけ!私の弟子兼同じ学部の『藤芽 れお』くんだね!」
神奈たちが家に入ったら優賀が紹介してきた。
「ど…どうも…由真の兄のれおです、まぁよろしく…とりあえず俺優賀さんに用事だから…」
そういって、とりあえずれおは二階に上がろうとしたが神奈が、
「あれ…弟子…つまり私とか聖那ちゃんとかのやつもワンチャン…」
「いやないよ!僕は勝手にそんなことしないし…」
そういって優賀と二階に行った。
「あぁ早く修学旅行行きたいなぁー!」
麗乃がソファーに座って言ったが神奈は、
「そういや…確か沖縄で…海あるよね…由真ちゃん…大丈夫かな…」
「多分…流石に…どうだろ…中一の時からずっと言ってるし…まぁ大丈夫でしょ!」
そういって、とりあえずそろそろ帰ると言って麗乃は帰った。
「そういや…そろそろ帰ってこれるってお母さん言ってたよな…ちょっと電話してみるか…」
そういってとりあえず電話をかけたが出なかった。
「やっぱ出ないか…とりあえず今日は忙しそうだし…弁当買うか…」
そういって神奈は玄関をでた。
コンビニに行って、直ぐに弁当買って帰ろうと思ってレジに行ったら由真が話しかけてきた。
「ねぇ、ちょっと話後でいい?神奈ちゃんに聞いても難しいだろうけど・・・」
そう言ってきたので、会計をして、神奈はコンビニの外にいた由真の所に行った。
「ねぇ・・・私って・・・もう胸大きくならないのかな・・・そろそろ本当に大きくしたいんだよね・・・」
由真が、そう言ってきたのだが、神奈は、
「いや・・・それ元男の私に聞く?まぁできるだけの事はするけど・・・じゃあ今何してるの?」
「うーん・・・大豆とか食べたり・・あんまりこった事は・・・別に彼氏とかいないからじゃないけどね、」
「彼氏は居なくても近くにいるじゃん!れおくん!」
「え?なんでお兄ちゃん知ってるの?まさか今日出かけるって言ったの・:・というかまだ帰ってなかったから・・・まぁいいや・・・とりあえず私帰るから、」
そう言って、由真は帰ったので、神奈も帰った。




