66話 聖那の生活と夢
とりあえず風呂入ってきたら?と志乃亜に言われたので、聖那は洗面所に行った。
聖那は緋月と入れ替わった時はいつも緋月が洗っていたので、聖那自体は洗い方はわかんない。
もしも身体を傷つけたりしたらほんとに怖いので、とりあえず神奈に「一緒に入ってほしい」と言って、とりあえず風呂に入った。
「気持ちいいな・・・ってなに言ってるんだ!?とりあえず・・・って落ち着けるかぁぁぁぁ!」
そう言って、とりあえず神奈を待って5分くらいたって、やっと来てくれたが、先に神奈が、風呂のドア越しにバスタオルを渡した。
「これ、一旦巻いたら?流石に恥ずかしいと思うし・・・」
そう言われて、とりあえず聖那はバスタオルを自分の身体に巻いた。
「とりあえず巻いたけど・・・もう入って来ていいよ?」
聖那がそう言ったら、神奈が水着で入ってきた。
「期待させた?まぁいいじゃん!とりあえず私も・・・」
そう言って神奈は湯船に入ろうとする前に、聖那の髪をまとめた。
「ったく・・・女の子がいつ治るかわかんないんだよ?少しくらい綺麗にしないの?」
「うぅ・・・俺ほんと・・・ごめん・・・」
そう言われて、とりあえず神奈は湯船に使った。
「あのねえ・・・私思うんだけどさ・・・なんで目瞑ってるの?」
聖那はさっきから目を瞑っていたのだが、神奈はそれを気にしていた。
そう言われた聖那は、
「だって・・・俺が女の子でも・・・恥ずかしいもん・・・俺・・・」
「分かったから!とりあえずそこ座って!」
そう言われて、聖那は座って、神奈が聖那の髪を洗い始めた。
「うわぁ・・・結構ボサボサだよね?ちょっとトリートメント・・・」
そういって、トリートメントを使った。
「いいじゃん!サラサラではないけど・・・いいよ!」
そう言われて、聖那は鏡を見た。
「確かにボサボサじゃ無くなってるけどさ・・・恥ずかしい・・・これが俺の今の身体だって言うと・・・なんかわかんない気持ちになる・・・」
「そうだよね・・・私もそんなこと思ったよ・・・」
そう言っていたら、聖那がのぼせているような感じだった。
「だ・・・大丈夫!?早く出さないと・・・」
そう言って、直ぐに聖那を洗面所に入れた。
「だ・・・大丈夫?聖那ちゃん・・・」
「ぅ・・・うん、ごめんね・・・俺もう寝るわ・・・」
そう言って、とりあえず服を来て聖那は部屋に戻った。
「はっ!あぁもう朝か・・・なんか変な夢見た・・・レムネムやってない代償か・・・」
そう言って、とりあえず起きた。変な夢というのは、緋月に猫耳にされるみたいな夢だったと思う。とりあえず顔を洗おうとした。
「うーん・・・なんか・・・寝ぼけてるのか・・・なんか猫耳が・・・」
そう言って、ちょっと頭を触ってみた。
「え!?これ・・・猫耳・・・正夢か・・・いやこれ猫耳カチューシャか・・・」
そう言って、ちょっと可愛い動きをしてみた。
「か・・・可愛い!?これほんとに俺か!?って俺何行ってるんだぁぁぁ!」
そう言って、とりあえず落ち着いて顔を洗った。




