64話 神奈の思いと結華
神奈は考えていた。それは1時間は体育倉庫
この近くはほとんど人はこないし、助けを求める方法もない。
「ほんとにどうするの?私もう疲れる…」
神奈がそういって、結華が焦って言った。
「ほ、本当に!?は…早く出ないといけないのに…うぅ…」
そういって、スカートを押さえ始めた。
『本当に限界そう…もうあれ使うしかないか…』
そういって、しょうがなくペットボトルをとりだして結華に渡して結華が赤面しながら言った。
「いや無理だって!いやだいたいわかるけどさ!そのさ…恥ずかしいし…いやもうわかったよ…」
そういったが、その前に、ドアを開けようとしたが開かなかった。
「やっぱ開かないか…ってうわぁぁぁ!?」
そういっている途中に急にドアが空いて、結華が倒れた。
「ごめんね!これドッキリというか…結華ちゃんと神奈ちゃんを付き合わせようとしたりしようと考えてたんだよね…本当にごめん!花由ちゃんにも手伝ってもらったんだよね…」
優賀がそういったあと、神奈が言った。
「えぇ!?なんなの!?てゆうか付き合わせようとしてるとき違ってるよね!?てゆうか…」
「え?どうしたの?」
「いや…トイレ行かせてあげたら…?」
そういって、優賀は後ろを向いたが、そこにはまだスカートを押さえていた結華だった。
「ご…ごめん結華ちゃん!ちょっといってきていいから!」
そういって、大急ぎでトイレの方へ駆け込んだ。
一方その頃、神奈と優賀はその場で話していた。
「そういや…神奈ちゃんが女の子の期間…わかんなくなっちゃってるんだよね…かなり調べたんだけど…私たちが作ってる薬と…少し違ったんだよね…だから…もしかしたら永遠に…」
優賀がそういったら、神奈が驚いて言った。
「って…えぇぇぇ!?どういうことてゆうか戻れないかもって…」
「まぁいいじゃん!これで…本当に付き合えるし…」
「は!?私と…結華…いや健二と…付き合う!?」
「えっと…そんな嫌?でも…結華ちゃんは…可愛かったって言ってるし…多分神奈ちゃんを女の子として見てるんじゃない?」
そういっていたら、結華がトイレから戻ってきて言った。
「本当に疲れたよー!もう優賀!なんであんなことをしたの!俺…僕本当に…うぅ…」
そういって、本当に泣き出してしまった。
「ご、ごめんって!私だってやり過ぎたよ!とりあえずごめんだけど私たち先帰るから!」
そういって、神奈はとりあえずみんなのところ行こうと思い、チャットをした。




