61話 緋月の別れと聖裕
学園祭一日目の夜、緋月は聖裕をとりあえず部屋に呼んで、とりあえず別れ話をしようとしていた。
「やっぱり…別れたくない…てゆうか…そもそも…あのとき思いきっちゃったから…」
そういって、とりあえず聖裕を待っていた。
「というわけ…ごめんね…あんまり誰も傷つけたくないから…一旦…別れよ?」
聖裕がきて、あのときのことを話してそう言ったが、聖裕は、
「そうか…ごめん…俺の方が悪いから…わかった…帰る…」
そういって聖裕は立ち上がって、玄関から出たが、その時、ポストになにか入った音がなった気がするので、とりあえずポストを見た。
『俺は…お前を…諦めきれないよ…落ち着いたら…また告白するから!』
そうかかれている紙を部屋に持って行って、読んでいたが、何故か泣いていた。
「やっぱり…別れない方が…よかったよね…ごめん…聖裕くん…」
そういって、とりあえず寝た。
そういっていたら、いつの間にか寝ていた。
もう…これでいいんだよ…これで…緋月さんの決意がたりないからだよ…俺なんて…
そう思って、とりあえず起きた。
『そういや…今日麗乃さんと改めて学園祭回るんだっけな…早く着替えないと…』
そういって、立ち上がったが、なぜか違和感があった。
「なんか…全体的に高く感じる…服も全体的に大きいし…髪長くなってるし…ていうかこの声なに!?めっちゃ高い!?これ俺の声か!?」
そういって、慌てながらもとりあえず窓を開けた。
「ふぅ…とりあえず目覚めるかな…って…なにこれ!?これ…俺か?これって…!」
そういっていたら、はいていたズボンが落ちていた。
「うわぁぁぁ!?ウエストも下がってるのか!?って…な…ない…」
そういって、服で隠しながらも片手で小さいながらも胸にあるものを確かめた。
「やっぱりある…小さいけど…ということは…俺、女…の子?」
そういって、鏡を見ていた。
元の髪が背中まで長くなっていて、少しボサボサの、水色の髪、あからさまとは言えないがある胸、全体的に背の小さくなっている。
「これ…どう考えても俺だよな…一応二ヶ月前は女の子(緋月)だったけど…この子誰だ…」
そういっていたら、いつの間にか緋月が来ていた。
「聖裕くん…女装とかやっぱりはまってたの?」
緋月にそう言われたので、とりあえず緋月だけにはと思い、すぐに言った。
「まぁ神奈さんがいるのであり得ないってことはないんですけど…俺女の子になりました…」
聖裕がそういって、緋月は少し考えて、小さい胸を揉み始めた。
「え?ち…ちょっとまってください!急に…なにやってるんですか!?」
「なにやってるかって…一応確認だけど…とりあえず私とギクシャクしてたけど入れ替わっていたよね!多分大丈夫だって!」
そういわれたあと、着替えたら?と言われたのでとりあえず着替えたが、そのあとに緋月が、
「聖裕くんって女子力高いよね!服も可愛いし!」
「わ…わかったけど…とりあえず行くか…」
そういって、二人は学校に行った。




