59話 神奈たちの秋の学園祭前
神奈の学校では、7月にあった夏の学園祭があったが、9月にも学園祭がある。
ちなみに体育祭は、熱中症が多くなるので、神奈の学校では秋になっている。
「そういや…もうすぐ学園祭だったわよね?私店やりたい!」
神奈が廊下で軽く歩いていたら、夕漓が緋月に言っていた。
「うーん…でも夏にしちゃってるからな…多分今回は出来ないと思うよ…」
「そうなんだね…まぁそれなら私と…」
神奈は今はあまり夕漓のことを小学校の友達ってだけなのだが、自分が弱いと思っていて、あまり仲をこれ以上は良くできないと思って、教室に戻った。
「ねぇ!もうすぐ学園祭だよね!私神奈ちゃんたちと回りたい!」
昼休み、麗乃が神奈に言ってきた。
「え?まぁいいよ!でもたちって?」
「それ?もちろん健二くんと…聖裕くんとか?」
「健二か…まぁいいね!」
そういって、とりあえず麗乃の部屋にいこうってことになって、とりあえず教室に行った。
麗乃たちは放課後になって、麗乃の部屋に言った。
「っということだよ!来週だからね!学園祭!っでも…聖裕くんは?」
そういって、神奈は答えた。
「えっと…なんか用事あるからって…まぁしょうがないけどさ…」
そういってたら、用事のはずだった聖裕が部屋にきて、言った。
「ごめんごめん!忘れ物しちゃって…麗乃さん早とちりで用事でこれないとか言って… 」
聖裕にそう言われて、麗乃は可愛い顔で言った。
「ごめんね!私本当に早とちりだからね!とりあえず座って!」
そう言われたので、聖裕はとりあえず健二の隣に座った。
学園祭の話が終わって、神奈は健二と話していたが、突然神奈が立ち止まって言った。
「そういやさ!私結華ちゃんと学園祭行きたいんだよね!」
「え?ええ!?なんで!?俺普通に学園祭行きたいんだけど…」
「いいから!お願い!それに…あんまり女の子で学校とか外行かないでしょ!それに本気で着こなした結華ちゃんとか見てみたいし!」
「くっ…あぁわかったよ!女の子になって行けばいいんだろ!まあ服は優賀になんとかすればいいとして…」
そういって、二人は家に帰った。




