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レムネ厶TS日和!  作者: アルテマイカ(活動以降済み)
4章 思い姉の夏からの
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46話 花由(陸斗)の入れ替わり

今回は花由になった陸斗の話です!

神奈も一応でます

夕方、陸斗が起きたら、自分の家にはない、知らない部屋にいた。

(ん…どこ…ここ…頭めっちゃ痛いし…)

そう思いながらも、陸斗は部屋を見渡して、『結月 花由』という字を見つけた。

(えっと…つまりここは花由さんの部屋っすか?とりあえず…もう夕方だから帰ろうかな…)

そう思って、陸斗は部屋から出ようとしたが、

花由が見えたので反射的に、

「うわぁ!花由さんすか!?ちょっと事情を…」

そういってたら、陸斗は気づいたかのように言った。

「あ、鏡っすか…ふぅ…え…鏡?」

そういって、陸斗は顔を下に向けた。

「えぇ!?これ胸っすよね…まぁ夢っすよね…」

そういって、陸斗は頬をつねってみた。

「痛い痛い痛い!これ夢じゃないの!?とりあえず花由さんに電話…家族とかに関しては二人とも寮生活だから…いや考えるのはあとっす!」

そうして、陸斗は花由に電話をかけた。


「もしもし陸斗!?私なんで陸斗くんになってるの!?」

「俺もわかんないんす!あっそうだ!優賀さん!多分…入れ替わりのくすり…」

そう言って、ロビーで集まっていこうと言った。


「なるほどね…でも私は知らないよ…もしかしたら他のサークルの人が飲ませたかもだけど…」

陸斗と花由は神奈の家に来て、優賀に聞いた。


学校の寮に戻って、陸斗(花由)の部屋に行った。

「とりあえずどうするんすか?」

「どうするって?私は戻りたいとか、特に気にしてないけど…」

「気にしてないけどって…戻りたくないんすか!?」

「いや…まぁこのタイミングで言うけどさ…私ね、昔から…男の子に…憧れてたんだ、まぁとりあえずある程度女の子のことは教えるけどね!花由ちゃん!」

「花由ちゃんって…まぁいいっすけど…まぁとりあえずこの体でも恋人同士ってことで、いっすか?」

そういって、二人は元とは違う部屋に帰った。


「ただいまー…もう今日だけでも疲れた…とりあえずなんか作ろうかな…」

そういって、陸斗は冷蔵庫を見たが、レトルトしかなかった。

「うへぇ…レトルトしかねぇのか…あぁもういい!先シャワー浴びよ…」

そういって、洗面所に行って、服を脱ぎはじめたが、下着が見えた瞬間、赤面した。

「え…これって…あれっすよね?花由さんの…」

そういって、花由は自分の胸を揉もうとした。

「いやいや!ダメっすよね!とりあえず…どうしよう…」

そう言ってたら、花由が部屋に来て言った。

「そうだ!私コンタクトつけてるんだよね、ちょっと外せる?」

そう言われて、少し怖かったがコンタクトを外した。

「ちょっと鏡見てくれる?他の人には言ってない秘密教えてあげるから…」

そういわれて、花由は半信半疑で鏡を見たが、そこには、目の色が赤と青、つまりオッドアイの花由がいた。

「え…これ…オッドアイ!?なんで…」

「私…病気なんだ…父親が外国の人で、昔は両方青色だったんだ…でも6歳の時…この病気になったんだ…いじめられて…もう限界だった…」

そういって、泣き始めながらも話を続けた。

「この病気…女の子がおおいらしいんだよ…だから男の子になりたいって思ってだんだ…」

そう言われて、陸斗は一つ疑問に思った。

「そういや、どうして俺に告白したんすか?」

「告白したわけ?それは…」

花由が言おうとした時、陸斗がつけていた腕時計がなった。

「ごめん陸斗くん!もう8時!私そろそろ帰って寝たい…」

そう言われて、陸斗は思いだしたかのように言った。

「あれ?風呂どうしたら聞いてなかった…」

なので、チャットで聞いたが、30分たってもチャットは来なかった。

「もう寝たのか…うぅ…急にトイレ行きたくなった…」

そう思って、花由はトイレの方へ向かった。

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