43話 神奈の風邪と銀髪の少年
朝になったが、体がだるかった。
「うぅん…なんかだるい…ちょっと体温はかろ…」
そういって、神奈は体温計を引き出しから取り出して計ったが体温が38度だった。
「えぇ…どうりでだるいわけだな…」
そういって、風邪薬を取りに行った。
「うわぁ…風邪薬なくなってたの忘れてた…優賀ちゃんにあるか聞いてこよ…」
そういって、神奈は優賀の部屋に行った。
「優賀ちゃん?ちょっと風邪薬ない?今ある風邪薬なくなってたし…」
「風邪薬?あるよ!ちょっと待ってて!」
そういって、優賀は引き出しから粉薬を取り出した。
「とりあえずこれ飲んで、今日いっぱいは寝ることになるけど…でも必ず直るよ!」
そういわれたので、神奈は飲んで直ぐ眠くなった。
「うぅん…もう一日たった…とりあえず起きよ…」
そういって起きたか、鏡に映っていたのは、銀髪の男の子だった。
「え…なに男の子…かっこいいけど…私…いや僕か…」
そういってたら、姉らしき人が入ってきて言った。
「おはよー陸斗!もう朝だけど起きてる?」
「えっと…だれですか?」
「だれって姉だけど…とりあえず…」
その時、急に目の前が暗くなった変わった気がした。
「大丈夫!?大丈夫神奈ちゃん!?」
そんな声がして目が覚めた。
「う…ん…あれ…優賀?てゆうか頭まだ痛い…なんか薬に入れた?」
「え…えっと…ごめん…でも今回は『横井 陸斗』って人に頼まれて…ごめんね…」
そういわれて、神奈はあることに気づいた。
「そういやさ、昨日なに飲まさせたの?風邪なおってない気がするんだけど…」
「ごめん…入れ替わりの薬…一日だけ入れ替わるような薬…本当にごめんね…でも神奈ちゃんって男の子だから…」
「えぇ!?入れ替わりの薬!?まさかそれって…私の胸とか…」
「うん…まぁさすがに男の子だし…すこしくらい認めてあげて!」
そういわれて、少し泣きながら薬を飲んでねた。
一日立って久々に花由からチャットが来ていた。
『大丈夫神奈ちゃん?大丈夫だったらちょっと彼氏と買い物行ったりする?…いくなら教えて!1時に行くから!』
そうかかれていたので、とりあえず了承して、待っていた。
今回きついな…
ちなみに横井 陸斗は5月にいっていた花由の彼氏です




