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レムネ厶TS日和!  作者: アルテマイカ(活動以降済み)
4章 思い姉の夏からの
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42話 綾音と結華の個人事情

綾音が宅配で頼んでから数分後、ピザがとどいて、食べながら綾音が結華に言った。

「結華ちゃんって男の子だよね?なんかしゃべり方に違和感があるし、」

結華に言ったつもりだったが麗乃が言った。

「え?違うよ綾ねぇ、ちゃんとした女の子だけど…」

「そんなことないでしょ、多分だけど…」

そう言ったら、綾音が提案してきた。

「うーん…あ!そうだ!結華ちゃん!私とお風呂入ろ!女の子なら恥ずかしくはないよね?」

「はぁ!?え?待ってさすがに恥ずかしいよ!」

綾音はききながらも風呂まで引っ張って行った。


「綾音ちゃんって昔からあんな性格なの?麗乃ちゃんもだけど…」

神奈が麗乃にいって、麗乃が答えた。

「まぁそうかな?だから性格的にいつもは新聞記者やってるんだけどね!」

そういってたら、結華が泣きながらでてきて言った。

「僕…僕…恥ずかしかった…」

そういって、すぐに麗乃の後ろに隠れた。

そのあと、麗乃が綾音に言った。

「もう綾ねぇ!結華ちゃんをからかわないで!わかったでしょ!結華ちゃんは女の子だって!」

「わかったよ…まぁごめんね結華ちゃん!」

そういって、食べ終わっていたピザをかたづけた。

片付けを終えたとき、志乃亜から電話から電話がかかってきた。

「もしもし神奈?今日高麗那も私も夜から卒業の打ち上げだから…できるだけはやく帰ってきて、」

そう言われたので、麗乃に帰ると言って、神奈に家に帰った。


家に帰ったが、二人はでていて、しょうがないのでコンビニで弁当を買いに言ったが、由真がコンビニに来ていた。

「あっ!神奈ちゃんー!今日お母さんが仕事だったから弁当買いに来たけど…神奈ちゃんは?」

「私は姉が今日打ち上げ立ったから買いにきた!まぁ優賀ちゃんもいるけど忙しそうだし…」

そういって、神奈はレジに向かって外にでた。

「あれ?そういや結華ちゃんまだかえってないよね?ちょっと電話しよ、」

そう思って、電話をかけたが、出なかったので、そのまま家に帰った。


「ただいま…てゆうか汗かいたな…風呂いくか…」

そういって、神奈は弁当を置いて洗面所まで言った。

「ふぅ…気持ちいい…明日は一日姉はいないし…ゲームしまくりたいな!でも宿題やらないとな…まぁ後で明日の分するか…」

そういってたら、玄関のドアが開いた音がしたので、神奈は風呂から出た。

「気持ちよかったなぁ…とりあえず着替えたら弁当たーべよ…」

そういった途端、結華が洗面所に入ってきた。

「うわぁ!?ごめん神奈さん!」

「え!?こっちこそごめん!すぐでるから!」

そういって、すぐに服を着て、洗面所から出た。


「ごめん…神奈さん…さすがに気づかなくて…」

弁当を食べながら、結華は言った。

「いやそんな怒ってないって…まぁ一瞬は恥ずかしかったけどさ…」

そう不安な空気がつもるなか、神奈はレムネムをした。

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