41話 紅月の手紙と麗乃の姉
朝になって、志乃亜が紅月からの手紙を神奈に渡してきた。
『神奈ちゃん!結華ちゃん!私は元の体に戻りました!私は直ぐに荷物片付けて部屋を出ました、ほんとは直ぐに言いたかったけど寝てたので…ごめんね、それでも電話かけたらすぐに出ます!』
そうかかれていた。
「え?ちょっと電話かけていい?」
結華はそういって、電話をかけた。
結華の電話を閉じて、結華は言った。
「うん!紅月さんもとに戻ってる時の声だった!」
そう言われて、神奈は言った。
「よかったぁ…とりあえず後片付けしよう…」
そういって、神奈と結華は二階に行った。
「あの…僕ってこの部屋に移動しとけばいいんすか?」
結華が掃除している時に神奈にいってきた。
「うん、この部屋使わないからね、いや姉二人ともいちおう卒業してるから…高麗那は内定してるからいいけど志乃亜はまだだから…」
神奈の姉は高3の秋卒業なので、高校を卒業していた。
そのとき、麗乃から電話がかかってきた。
「神奈ちゃん?紅月ちゃん女の子に戻ったんだよね?まぁそれより!私が会わせたい人いるから!私のへや来てくれる?」
そう言われたので、神奈と結華は麗乃の部屋にいった。
「こんにちはー、なんで呼んだの麗乃ちゃん?」
神奈が麗乃にいって、麗乃は言った。
「ちょっとまってて、あと10分でくると思うけど…」
そういったら、神奈が気づいたことをいった。
「そういやこの前姉と会わせたいっていってたよね?今日会わせたいっていってた人って…」
「あ、わかった?うん、 姉なんだけどさ、でも他の人にあんまり言ってないんだよね…」
そういってたら、ドアから姉らしき人が来て言った。
「こんにちは!私は『麗乃 綾音』!妹からは綾ねぇって言われてます!」
綾音がそういったら、麗乃が赤面しながら言った。
「ちょっと綾ねぇ!?なにいってるの!?まぁ事実だけどね…」
「まぁまぁ!とりあえず神奈ちゃん!結華ちゃん!こんにちは!」
綾音がそういって、結華は言って、そのあとに神奈が言った。
「あ、こんにちは、あの…結華ちゃんって言わないでくれますか?」
「そんなこと言わないでよ!結華ちゃん!」
「神奈さんまで…まぁもういいけど…」
そう言ってたのを聞いて、綾音はスマホで宅配をしていた。




