38話 結華の思い出と紅月
結華の服を買って、神奈と優香と結華はフードコートに行った。
その時に結華が神奈に、
「そういや神奈さんの誕生日って8月でしたっけ?」
「うん!8月の17日!今が27日だから・・・ちょうど3週間後だね!てゆうか結華ちゃんそんな敬語じゃなくていいからね!」
「いや・・・僕そんな緩く言えないんですけど・・・」
「もしかして私の事異性だと思ってるの?一応私たち同じ男なんだからね!」
そう言ってたら、食事を取りに行っていた優香が戻ってきて言った。
「ほんとに2人とも仲いいよね!そうだ!これから自由時間にしようと思ってるけど、その後に銭湯行こうよ!」
優香が提案していたら、結華が反論した。
「はぁ!?優香何言ってるの!?ちょうど神奈さんからもなんか言って!」
「いや・・・私は反論しないけど・・・」
「いやなんで!?俺ら一応男でしょ!」
「いやだって・・・私はもう4ヶ月も女の子だし・・・もうさすがに慣れるけど・・・」
そう神奈が言ったら、なんとか結華は行くことを決めた。
「それじゃ!1時間後にまたここで会おう!じゃあ自由時間開始ね!」
そう言って、優香は他の店に行った。
「えっと・・・どうしますか神奈さん・・・」
結華がそう言って来たので、神奈からは、
「じゃあゲーセンいこ!1時間もあれば遊び尽くせるでしょ!」
そう言って!結華と神奈はゲーセンに行った。
「結華ちゃん!まずなにする?ガンゲーム?レースゲーム?」
「レースゲーム…うぅ…なんか頭が…」
結華は何かをおもいだしたかのように、頭を抱え始めた。
「大丈夫結華ちゃん!?ほんとにどうしたの!?」
「あぁ、ごめん神奈さん…ちょっとレースゲーム嫌な記憶思い出して…もう思い出したくない…」
「ごめん結華ちゃん!じゃあガンゲームしよ!」
そういって、ガンゲームを始めた。
「ねぇ…なんか見られてる気がするんだけど…」
ガンゲームの中間地点辺りで、結華が神奈に言った。
「そうかな…私はそうかんじな…って結華ちゃん!?スカートめくれてる!」
「うわぁぁぁ!?なんでめくれてるのー!?」
そういって、結華はその場でしゃがんでいた。
そのときの服は、神奈はいつもはスカートだが、今日にかぎってはショーパンをきていたが、結華はミニスカートを着ていた。
そのときにタイミング良く優賀が来て、直ぐに結華をフードコートまておくってくれた。
「大丈夫?結華ちゃん、」
神奈がゲームを終えて、直ぐに結華に泣きながら言った。
「大丈夫なわけないでしょ!」
結華が言ったあと、神奈が言った。
「そういやさ、私もこんなことあったかもだけどさ、性格とかを変えることってあるの?」
「いや・・・そんなこと・・・多分違う体になって性格面を適応させようとしているとか?」
「そうなのかな・・・まぁ私たちは・・・ってそういや紅月は?鈴峰紅月!」
「えっと・・・誰だったっけ・・・私の他に何人かは同じ研究してるけど・・・」
そう言ってたら、紅月が来て、すぐに話し始めた。
「えぇ!?この子が僕を男の子にした人!?」
「いやいや・・・確かに開発はしていたけど・・・飲ませたのは別の人!」
そう言ったが、紅月は優香を攻め始めた。
「なんでそんなことしたの!?僕の身体戻してよ!」
「いや・・・そう言ったって・・・解毒剤とかそういうのないし・・・」
「いやなんで!?先にそれ作ってからじゃ!?」
そう言ったが、神奈たちが銭湯に行くと言ったので、とりあえず紅月は家に帰った。




