36話 結華と姉と神奈
「えっと・・・お姉ちゃん?なんで俺がわかったの?」
結華が姉にそれを聞いていた。
「もちろん知ってるよ!だって私が健二を女の子にしちゃったからね!」
「はぁ!?なんで!?俺を!?」
「だって・・・健二その後ろの子の考え分かってないんだもん・・」
そう言われて、結華は後ろの神奈をみた。
「え?神奈さん?いたんだ・・・とりあえず紹介するけど・・・俺の姉の[藤嶺 優香]、大学の医薬部なんだけどさ、まぁ一言で言うと天才だね!」
「いや・・わかんないんだけど・・・まぁとりあえずよろしくお願いします・・・」
そうわれて、優香は結華の写真を撮った。
「えっと・・・なんで写真?」
「毎日の記録!そもそも私が作った薬だからね!ちゃんと検証はしとかないとだから!」
「お前・・・最悪命にかかわることになったらほんとにおまえ捕まるだろうからな!少なくとも・・・治験の料金位はだせよな!」
「わ、分かったよ健二!いや・・・今は結華だっけ?」
「そうだよ!まぁとりあえず俺の部屋いくから!神奈さん!とりあえず来て!」
そう言って、神奈は結華の部屋に行った。
「とりあえず・・・結華ちゃんこれからどうするの?何も女の子の体知らないでしょ?」
「お、おう、とりあえず・・・俺少し寝るわ、おやすみー、」
「え?あ、おやすみ、」
そう言って、健二はすぐに寝た。
「さて・・・とりあえず麗乃ちゃん呼ぶか・・・」
そう言って、神奈は麗乃に電話した。
「うん、とりあえず明日ショッピングモール行こうと思うんだよね、麗乃ちゃんもくる?」
「明日・・・ごめん神奈ちゃん!明日は委員会の用事で行けないんだ!ほんとにごめん!」
「あ、そう?別に大丈夫だよ麗乃ちゃん!じゃまた!」
そう言ってたら、結華が起きた。
「ふぁぁぁ・・・おはよ神奈さん・・・ごめんちょっとトイレいくから、」
そう言って、結華は部屋から出て、1階に行った音がした。
「とりあえず後で明日モール行くこと言わないと・・・ん?待って・・・結華ちゃんトイレ行くって?出来るのかなぁ・・・ちょっと行って見ようかな・・」
そう言って、神奈は1階に降りた。
神奈はトイレの前に言ったが結華が何か言っていたので、ドアに耳を傾けた。
「とりあえず・・・するか・・・我慢出来そうにないし・・・早く・・・やらないとな・・・
って思ったけど・・・どうやってしたらいいのか・・・姉はいるけどさすがにやり方知らないし・・・とりあえず神奈に聞くか・・・いやでも恥ずかしいか・・・えっと・・・とりあえず座って・・・いや恥ずかしい・・・とりあえずもう限界だし・・・とりあえず神奈よぼう・・・優香に聞いてもいいけど神奈の方がいいと思うし!」
そう言って、結華はドアを開けたが、目の前に神奈がいたので、ちょっとぶつかってしまった。
「ごめん神奈さん!ちょうどよかった!はやく入って!」
「わ、わかった!とりあえず座って!そのあと深呼吸して・・・そうしたら多分・・・」
「わかった!とりあえず・・・ふぅ・・・」
そうして、なんとか結華がトイレを済ませた。
「大丈夫だった?結華ちゃん・・・あ、私そろそろ帰るね、そうだ!明日ショッピングモール行こうと思うんだけど・・・優香ちゃんも連れてこれたらでいいから来てね!新しいゲーム欲しくなったし!」
「お前ほんとにゲーマーだよな、まぁいいけど・・・でもなんで姉も?」
「いや・・・ほんとは麗乃ちゃんと行きたかったけど用事あるとかだったから・・・」
そう言ってたら、優香がリビングから出てきて、言ってきた。
「明日ショッピングモールいくの?私はいいよ!私車運転できるから明日私の家に来て!」
そう言われて、神奈は笑顔をしてから外に出た。




