35話 健二の姉と妹(弟)
朝になった。
「ふぁぁぁ…もう朝か…とりあえずトイレいこ…」
そういって、神奈はトイレにいこうとしたときに、茶色の少女が男子トイレに入っているのを見た。
「あれ?麗乃ちゃんかな?いや起きてるし…ってなんでそっちいくの!?」
そういって、神奈はその少女にききにいった。
「あの…そっち男子トイレだけど…」
そういって、それでも少女は、
「え?…いやいや俺は男だから…神奈さん寝ぼけてるの?…てゆうか風邪か?声が高い…というか高すぎるんだが…」
そういって、少女はトイレに入った。
トイレの声が聞こえていたので、少し聞くことにした。
「ん?俺の…姉?似てるんだけどな…まぁいいか…とりあえず顔洗うか…」
そういって、茶髪の少女は顔を洗った。
「うぅん…やっぱり風邪か…ん?なにこの髪…これ…俺か?」
そういって、少女は鏡に顔を近づけた。
「はぁぁぁぁ!???なにこれ!?俺…女の子か?いやさすがにないか…とりあえず深呼吸しようかな…」
そういって、手を胸に当てた。
「え?柔らかい…これって…あれだよな?もしかして…」
そういって、少女は自分も股間をさわり始めた。
「ない…これって…やっぱり女の子だよな?」
そう少女がいってたら、神奈がトイレのドアを開けた。
「さっきから聞いてたけど!もしかして健二!?なにその体!?てゆうかレムネムと変わらないの!?」
「そんな呑気な!?まぁ健二だけどさぁ…」
「とりあえず…食堂きて、時間的にも誰もいないし、」
そういって、神奈と健二は食堂に入った。
「やっぱり…俺って女の子になってるよな?」
「健二…女の子だよ…どこから見ても…」
そういってたら、健二のスマホから電話が来た。
「どうするの神奈さん!俺今出れないって…!」
「とりあえず私出るから…とりあえず待ってて!」
そういって、なんとかそのときは乗りきれた。
「あの…姉らしき人が…昼から大学いくから早くって…」
「えぇ!?とりあえず…麗乃さんに言うか…」
そういって、神奈と健二は麗乃にいいに行ったが、そのときに健二が…
「うぅ…俺…どうなるの…神奈さんもこんな感じだったの…」
「そうだけど…私はそんな…まぁ最初は大変だったけど…それにしてもまさか健二も女の子になるとは…とりあえずしばららくは私もてつだつから…」
そういって、神奈と健二は麗乃を呼んで話を始めた。
「健二くんも女の子になったのね…とりあえずこれ…私のおさがりだけど…」
「わ、わかった!とりあえず着てくる!」
そういって、健二は着替えに行ったが、神奈と麗乃は健二の名前について話していった。
「健二くんの名前か…結月ちゃんは?」
「花由ちゃんとかぶるんだよねぇ…結華ちゃんは!?」
「いいね!じゃあ結賀ちゃんにしようか!」
そういって決めたときには、健二は来ていた。
「どうだ?とりあえず…来てみたが…」
「とってもいいよ結賀ちゃん!」
「は!?結賀ちゃん!?まぁいいけど…とりあえずはその名前でいいけどよ!それよりどう!?」
「うーん・・・ちょっと髪結んでみていい?いいとは思うけど・・・」
麗乃がそう言って、結華の髪を結んだ。
「どうかな?ツインテだと神奈ちゃんと被るから一応ポニテだけど・・・でも結華ちゃんはそのままの方がいいかな?」
そう麗乃が言ったら、神奈が質問をしてきた。
「あのさ、結華の姉の写真ってある?」
そう言われて、結華は姉の写真を見せた。
「へぇ・・・これが結華ちゃんの姉・・・ってもうこんな時間!?結華ちゃん早く帰ってっきてて姉に言われてるんでしょ!」
そう言って、結華は荷物を持って、別荘を出た。神奈は麗乃について行ってと言われたので、一緒に帰ることにした。
「そういやさ、姉になんて言うの?結華ちゃん多分健二だと思われないとおもうんだけど・・・」
「まぁそれは勢いでしないと行けないんじゃ・・・」
そう言ってたら、茶髪の眼鏡を掛けた女性が結華の腕を引っ張って行った。
「え?結華ちゃん!?とりあえずついて行こう・・・」
そう言って、結華の方まで着いて行った。
そうこうして、神奈は結華の家まで行っていた。
「え?なんで結華ちゃんの家?てゆうかあの人まさか・・」
そう言って、神奈は結華の家に入った。




