34話 健二の告白と新たな日々
喜びをみんなでいってすこしたって、健二が神奈をよんで、神社の階段の下に行った。
「あの…俺…昨日からずっとかんがえてたんです…やっぱり…俺神奈さんが好きです!」
健二がそう告白して、神奈はこう言った。
「ごめん、私一応男だって言ってるでしょ!それに毎日大変なんだよ!私麗乃ちゃんにもかわいいとか言われてるし…」
そういってたら、健二がまた言った。
「それでも!俺は…俺は神奈さんを…」
健二が言いながらも、神奈は言い返すように言った。
「もうだまって!私の気持ちを考えたことなんてないんでしょ!私を守ると言っても健二くんはこの立場になれないからわかんないんでしょ!」
神奈はとにかく言って、健二はまた言った。
「俺はほんとに神奈さんが好きなんだ!最初は友達としかみれてなかったけど…今は本気で神奈さんが好きなんだ!」
健二がまた言って、神奈は言った。
「そんな安い考えで私のこと一筋にはおもうはずないよ!私は女の子になって毎日大変なのに!だからもう向こういっててよ!」
神奈が大声でそういって、健二は上に戻って、そのあとに神奈は言った。
「さすがに…言い過ぎたかな…いやもういいよ健二くんなんて!」
そういってから、神奈は携帯に『先に別荘にもどる、、紅月はごめんだけど麗乃ちゃんと帰ってくれない?あと聖裕くんと緋月ちゃんの荷物は寮に明日以降におくるから』
そうかいて、神奈は麗乃の別荘に戻った。
「ただいまー…とりあえず…寝ようかな…
そういって、部屋に行くと、志乃亜から電話が来た。
「もしもーし!お祭り楽しかった?高麗那は明日かえるらしいから…」
「わかった志乃亜!とりあえず私眠たいから寝る…」
「ほいほいー!じゃあお休みー!」
そういって、神奈は布団に入って、レムネムを開いて寝た。
神奈がレムネムに行ってから、麗乃が言った。
「そういやさ、健二くんまだおきてないんだよね、同じ部屋の紅月ちゃんがやってたっていうし、多分寝てるよ、ログインもされてるみたいだから!」
そういって、神奈は健二の部屋まで行った。
「おーい、健二ー、とりあえず起きてよ…ん?」
神奈が健二をおこそうとしたが、神奈はなにか違和感を感じて言った。
「なに…この茶色の髪…まさか…」
そういって、神奈は健二の布団をめくって見た。
「え?やっぱり女の子?これって健二くん?」
そういったら、健二が起きた。
「あぁ神奈さん?おはようです…」
「おはよう健二くん!?ちょっと言うことが…」
「あぁもういいよ神奈さん、とりあえずトイレ行ってくる…」
そういって、健二はトイレの方までいっていた。
「健二くん…トイレいくとかいってたけど…大丈夫かなぁ…」
そういって、とりあえず麗乃に言おうとしたとき、トイレの方から、
「はぁぁぁぁ!?なにこれ!?」
健二らしきひとの声がしたので、直ぐにトイレに入った。
「大丈夫!?健二くん!?」
「か…神奈さん…俺…女の子っすか?」
そういいながら、健二が鏡を見た。
「え…これが…俺?姉じゃないの?」
「姉?私知らないんだけど…でもそれより…」
そういってたら、麗乃が来て、話を聞いてくれた。
「多分あのTS現象だね…とりあえず今日は寝ておけば…」
「うん…わかった…お休み…」
そういって、健二は部屋に戻った。




