29話 健二の恋頃と決意
「えぇ!?私そんなこといってたの!?」
放課後に神奈が麗乃にプールの時の話を言った。
「うん、夕漓とかいってて…麗乃ちゃんしってる?」
「いや…私は知らないんだけど…まぁそれより海いくよね!神奈ちゃんはあの水着きてね!」
そういって、麗乃と別れて、四人で家に帰った。
神奈は放課後に麗乃が言ったことを伝えたら、紅月が言った。
「へぇ、麗乃ちゃんが海につれてってくれるの?いつかはわかる?」
「うん!次の土曜日!夏休み初日だね!」
そういって、電車から降りて、家に着いた。
家に帰ってから、麗乃が電話してきた。
「麗乃ちゃん?よく考えたんだけど…私…やっぱり…」
「神奈ちゃん!?せっかく勝手あげたんだし!あと、フィフティラス・レムのギルメンみんな誘ってるから!」
「え?ちょっと…」
「お願いって神奈ちゃん!せっかく女の子になってる貴重なことなんだよ!」
そういわれて、なんとか行くことにした。
なんとか夏休みになって土曜日、ギルメンは海までこれて、神奈は水着にきがえようとした。その時に外から話し声が聞こえた。
「あと神奈さんだけだよな?あの子胸大きいしめっちゃかわいいだろうな!」
そう他の男子が言ってたら、由真が言った。
「どうせ神奈ちゃんばっかり…どうせ私のこと気にしてないんでしょ…」
「そんなことじゃないよ由真さん!まだ来てないから気になって…」
そういってたので、早く水着を着て、外にでた。
外に出たが、神奈はとてもはずかしかっていた。
「ど…どうかな…うぅ…恥ずかしい…」
そういってたら、麗乃が後ろからまもってくれていて、言った。
「ほら!神奈ちゃんはずかしかってるでしょ!確かにこの中で一番大きいけど…」
そう麗乃が言ったら、由真が思った。
(いや麗乃ちゃんも気にしてたの…?)
「そういやさ、今日って人多いよね?大人気なところよりは少ないけど…」
「まぁこのまちで一番人気ではあるからね!」
そういって、神奈と麗乃は海に入った。
「そういやお腹空いたよね?今何時ぐらい神奈ちゃん?」
麗乃が言ってきたので、神奈は防水の腕時計で確認した。
「えっと…12:21だね、そろそろ焼きそばとか食べる?」
そういって海から上がって、海の家に行った。
「やっぱり美味しいね神奈ちゃん!」
そう麗乃が行ってたので自分も言った。
「うん!あんまり最近は食べてないけど…あ、ちょっとトイレ…」
そういって、神奈はトイレの方まで行った。
「ふぅ…ほんとに疲れた…海行きたいって言ったのは私だけど…体力ないんだよなぁ…」
そういって、トイレからでたがその時に、知らない男3人から話しかけられた。
「あの…だれですか…私…早く戻りたいんですけど…」
そういったが、男はそのまま言った。
「お前ってさ、どうせあと帰るだけじゃないのか?俺らと遊ぼうぜ!」
そういわれたが、神奈は言い返した。
「いや、友達のところに戻るだけなんだけど…」
「うるせぇ!お前は俺らと遊ぶんだよ!」
そういって、男は神奈の胸を掴んできた。
「きゃあ!?もう…やめて…私…」
ほんとに泣きながら言っていた。
そうしてたら、健二が言ってきた。
「やめろ!神奈さんを…神奈を離せ!」
「お前…誰なんだよ!」
「俺は…俺は神奈の友達だ!例え怖くても…俺は…」
「あのな!俺らは銃もってるんだぞ!いっそのことこいつ撃っていいんだぞ!」
男三人組がそういって、後ろから聖裕がぶつかってきた。
「うぉ!?お前やってくれるな!」
そういって、男は神奈に銃口を向けた。が健二が反発した。
「やめろ!お前が神奈に撃つなら…」
そう健二はいったが、結局代わんなかった。そして、男は神奈に向けて撃とうとしたが、
「警察です、えっと、銃刀法違反で逮捕ですね、」
警察がギリで来て、なんとか助かった。
「健二くん…ほんとにありがとうーーー!」
「いや神奈さん、俺はただ…」
「あと健二くん、さっき神奈っていってたよね?まさか私のこと…好き?」
「いやちがうよ!俺はただ…友達だから…」
そういって、海の家まで戻った。




