28話 麗乃の記憶喪失と過去
とりあえず、紅月が作ってくれた夕ご飯を食べて、明日の学校の準備をして、神奈は寝た。
でもその時に、あることを思っていた。
「今日の事は忘れよう・・・それでも・・・この体我慢が効かないんだなぁ・・・3ヶ月以上立って始めて知った・・・」
「ふぅ・・・もう朝か・・・まだ眠たい・・・」
そう言って、とりあえずは1階に行った。その時に緋月と聖祐が居た。
「おはよう緋月ちゃん!聖祐くん!」
「ああおはよう神奈ちゃん!私は早めに起きてるから!」
緋月がそう言ってたら、神奈が言った。
「ちゃんと私いってるね!昨日麗乃ちゃんと約束してたからね!」
「そうなんだよ!おかげでゲーム買って貰えるし!それにね!聖祐くんも私と同じ考えで入れ替わりは他の人には基本言わないようにした!」
そう言って、パンを食べて、4人は学校に行った。
「そういやさ、電車ってお金いるんじゃないの・・・今更だけど」
「あぁそれは大丈夫!学校の制服・・・というかその中に生徒証があるんだけど、それが変わりになってるんだよね、」
そう言って、3人はとりあえずは納得してくれた。
学校に着いたとき、緋月が言った。
「やっとついた・・・私めっちゃ恥ずかしかった・・・」
そう緋月が言ったとき、神奈も共感した。
「まぁ私もそうだったし・・・じゃあまた後で!」
そう言って、緋月と別れて、教室に入った。
昼休みになって、緋月と弁当を食べ始めた。その時に神奈が言った。
「どうだった?緋月での勉強は?」
「うーん・・・私はどうだろ・・・私のクラスは他に仲良い子は居ないから・・・」
そう緋月が言って、聖祐が提案してきた。
「なら、誰かクラスの人に話しかけられた?いつも大体他クラスとしか基本喋れないから・・・」
「いや・・・私女子にトイレ行こうとかしか言われてないし・・・」
「なら多分大丈夫!じゃあ自分たち次体育だから先に!」
そう言って、緋月以外は体育館の方に行った。
「そういやさ、神奈ちゃんって夏休みどうするの?もうすぐだけど・・・」
プールの自由時間の時に麗乃は神奈に言った。
「私?まだ決めてないかな?でも麗乃ちゃんの別荘の近くの海!私は行きたいかな?」
「あの海?私もあまり行かないんだよね!別荘にはよく行くけど・・・」
「じゃあ夏休み行こうよ!せっかくなんだし!」
「うん!じゃいこう・・・」
そういった時、麗乃の頭にビーチボールのような物が飛んできた。
「麗乃ちゃん!?大丈夫?」
そう言って、とりあえず麗乃とプールから出た。
「大丈夫?麗乃ちゃん?」
「うん、私?だっけ?ここ・・・どこなんだろう・・・」
麗乃がそう言って、神奈が言った。
「え?麗乃ちゃん?どうしたの?」
「麗乃?いや、私は夕璃だけど?」
「夕璃?先生ー、とりあえず麗乃ちゃん日陰に移動しときますね」
そう言って、神奈はすぐに日陰まで運んだ。
「麗乃ちゃん・・・どうしたんだろ・・・」
「あ・・・神奈ちゃん?大丈夫?さっき夕璃って言ってたけど・・」
「うん!一応大丈夫!そもそもプールにあるボールで怪我はしないでしょ!」
そう言って、ある程度は元気そうだった麗乃だった。
実際そこまで重くない




