27話 健二の思い
神奈が服屋から出た時、健二が居たので、神奈は声を掛けた。
「よぉーす健二!今どう?」
「あ、神奈さん!こんにちは、今日は・・・何をしに?」
そう言ってら、神奈が健二の目の前に来た。
「私は!あの麗乃ちゃんと緋月ちゃんと服買いにきただけ!」
「そうなんだ・・・って胸当たってる・・・」
「うわぁ!ちょっとごめん健二くん・・・」
そう言って、神奈は健二から離れた。
「とりあえず、俺も新しいゲーム買いに行くんだが・・・神奈さんもいく?」
「うん!行こうか健二くん!」
神奈がそう言った時、健二が顔を赤くして言った。
「健二くん!?まぁいいんだけど・・・」
そう言って、麗乃に言って神奈は健二と一緒にゲームを買いに行った。
「そういや、神奈さんは最近何のゲームしてるんすか?」
「私?私はね・・・最近RPG以外してないんだよね・・・最近前みたいに楽しめなくなって・・・」
「なるほどね、じゃあのんびりできるゲームとかは?この前出たゲームやる?俺は買うつもりだけど・・・」
「え?健二くんあれ買うの?私前の作品買ったときあんまハマれなかったんだよなぁ・・・」
そう言ってたら、健二が言ってきた。
「神奈さん!ほんとに神奈さんにはやって欲しいんです!」
「健二くん・・・そこまでいうなら、買ってくれる?」
神奈がそういった時に、健二が言い返した。
「はぁ!?いや俺お小遣い神奈さんの分までないんだけど!」
「いや嘘だって!さすがに高いからね!」
そう言ってたら、麗乃と緋月が服を買って帰ってきた。その時に麗乃が言ってきた。
「健二くーん?神奈ちゃんと何してたのー?まさか神奈ちゃんを・・・?」
そう言ったら、健二が言った。
「いやいやいや!俺はただ神奈さんがあのゲーム買ってほしいって・・・」
「あ、そういうこと?じゃあ神奈の分は買ってあげる!緋月ちゃんもね!」
「え?俺の分も?ほんとにいいの?」
「うん!でもその代わり・・・私とか言ってくれる?今の状態・・・可愛くないし・・・」
そう神奈は言ったが、緋月は言った。
「わ・・・私は・・・あぁもういいよ!私は・・・」
そう不安な事を緋月は言ってたら、聖祐が戻ってきたので、神奈の家まで送ってくれた。
「ただいまー!ちょっと私疲れたし先にお風呂入ってくるね!」
そう言って、神奈は行く前に掃除しておいた風呂を沸かして入った。
「やっぱり気持ちいい・・・さぁて!風呂から出たらゲームしよ!」
そう言って、体を洗おうとしたが、あることに気づいた。
「やばい・・・漏れそう・・・でも風呂でしたら親に怒られるし・・・」
そうして、なんとか大急ぎで風呂から出て、服を来て、大急ぎでトイレに行こうとしたが、トイレには、紅月が入っていた。
「ちょっと紅月ちゃん!?早く出て・・・漏れそうなんだけど・・・」
「え!?神奈ちゃん!?ちょっとまってて!もう出るから!」
「まっててって言っても・・・もうやばい・・・」
「わかったわかったわかった!すぐ終わらすから!」
そう言って、直ぐに緋月はトイレから出たが、焦って、ドアを大きく開けてしまった。
そして、前には、泣き崩れながら、漏らしてしまっいた神奈がいた。
「うわぁぁぁ!?ごめん神奈ちゃん!」
そう紅月はいって、また泣きながら言った。
「紅月ちゃーーん!もう私・・・私・・・」
「ほんとにごめん・・・神奈ちゃん・・・」
そう言って、とりあえずは泣きながらも風呂に入り直した。
風呂から出て、紅月はまた謝った。
「神奈ちゃん・・・僕・・・ほんとにごめん・・・神奈ちゃんは多分風呂から出るのは少し時間かかると思って・・・だから・・・」
「ううん、もう大丈夫!でも、しばらく晩御飯また作ってくれる・・・かな?」
そう言って、なんとかこの話は解決した。




