25話 緋月と聖祐の入れ替わりの夜
とりあえず、風呂から出たので、四人は部屋に戻った。その時に、緋月の声が聞こえてきたので、聞くことにした。
「ふぅ…とりあえず今日は終わるけど…とりあえずこの体…どうしたらいいんだろう…」
そういってたので、神奈はすこしへやに言ってみることにした。
「あっ、神奈さん、ほんとにここにいていいのかと思うと…」
「大丈夫だよ緋月ちゃん!それに本当は僕の部屋は僕の姉の部屋だから!」
「え?僕?まさか神奈さんも…」
「うん!僕の本当の名前は和登っていうけどね!」
「あの…一旦出ていってくれますか…あの…胸すこしみえてます…」
そう緋月がいって、神奈がとっさに隠した。そのあとに出ていってくれた。
「ふぅ…やっと出ていってくれた…にしても神奈さんが男の子だったなんて…いや、今の俺が緋月の時点で驚ける状態じゃないけどな、」
そういって、あることに気がついた。
(やばい…トイレいきたいけど…緋月いないと…)
そう思ったが、きつそうなので、一人で行った。
(やばい…ほんとにこっそりやっていいのか…)
そう思いながらトイレを済ませて、リビングで紅月がなにやってるのを見つけた。
「ねぇ、紅月さん、なにやってるの?」
「え!?あ、緋月ちゃんね!今レムネムの準備!」
「レムネム!?そういやこの体でどうすれば…」
そう緋月がいったら、紅月が落ち着いて言った。
「大丈夫だよ、今聖裕くんは入ってないから、あの子はすぐ寝るし!」
「わかった!じゃお休みー」
そういって、緋月は部屋に戻った。
「実感がやっぱりあんまない…ちょっと改めて触ってみるか…」
そう言って、胸を揉んでみた。
「うぉ…すごい…それに意外と大きいんだな…」
そういってたら、きづくかのように聖裕が来た。
「なんで…私の胸…触ってるの…触らないでって…いったよね…!」
「え…緋月さん!?いやほんとごめんって…」
「なんで…なんで…もう私…」
そういって、聖裕は緋月の頬をはたいた。
「え…なんではたいたの…痛い…これ緋月の体じゃ…」
「もう黙ってて聖裕くん!これは私の体なんだよ!あんまりよごさないで!」
「え…緋月さん?そんな口調だっけ?」
「うるさいうるさいうるさいー!もう私…私…」
聖裕はそういって、部屋に戻った。
(さすがに悪かったかなぁ…)
そう思って、緋月は寝た。