19話 神奈と瑠怺にまかせて!
「とりあえず・・・どうしたら良いかな・・・神奈ちゃん・・・」
「なんで私に聞くの!?麗乃ちゃんのほうがいいでしょ!そんな私に言われても・・・」
「だって・・・神奈ちゃん男の子・・・なんでしょ?それだったら・・・手伝えるよね?」
紅月がそう言って、瑠怺が反応した。
「やっぱり・・・神奈ちゃんって男の子だったの・・・なんでだましてたのー!?」
「いや、瑠怺ちゃんTSオタクなんでしょ!ならめっちゃ話しかけられそうで・・・ごめんね、てゆうか紅月ちゃんのことどうするの!?瑠怺ちゃん、TS系好きなら手伝えるよね!?」
「まぁ・・・とりあえず手伝うけど・・・何したらいいの?」
そう言って、2人と麗乃は紅月にどうしたらいいか教えて行った。
「その青髪・・・、前はオレンジ色だっけ、神奈ちゃんも髪色変わってたよね?どうなんだろ・・・」
「さぁ・・・でもべつにいいだろ・・・それより・・・服どうする?私のいえには一応あるけど・・・」
そう神奈が行った時、麗乃が1つ行った。
「神奈ちゃん家に帰るの?服は今女の子の物しかないし・・・とりあえず私の車で送って行くから・・・」
そう言って、神奈と紅月と麗乃は麗乃の家の車で神奈の家まで送ってくれた。
「そういやさ、昨日志乃亜帰ってるんだけど・・・
「ただいまー、志乃亜ー、早めに帰ってきたけど・・・」
「おかえり神奈!麗乃ちゃんもいらっしゃい!えっと・・・後ろの青髪くんはだれ?まさか神奈の彼氏・・・」
「いやだからなんで私に彼氏を作らせようとしてるの!?とりあえずこの子も来客だから!」
そう言って、3人は神奈の部屋に行った。
「とりあえず・・・どうしようか麗乃ちゃん・・・」
「どうしようかって・・・私男の子の暮らしとか服とか知らないよ・・・」
「瑠怺ちゃんはTS系好きなら知ってるよね、」
そうこう言ってたら、志乃亜がお菓子を持ってきてくれた。
「改めていらっしゃい!私は志乃亜、紅月くん、こんにちは」
「あ、はい・・こんにちは・・・神奈ちゃんのお姉さん・・・」
「あの・・・私気になってるんだけど・・・紅月くんなんで女の子の服?」
志乃亜は思い出したように言った。
「あ、ちょっとこれは事情があって・・・神奈ちゃん!ちょっと話して!」
「う、うん、これは私と同じ状態ってこと、つまりレムネムで性別が変わったんだよ、」
「あぁなるほどねってええ!?つまり紅月ちゃん!?」
「うん・・・だからとりあえず服をどうしようかって・・・」
「なるほどね、紅月ちゃん弟と1つサイズ下そうだから弟の服貸してあげるよ!いいでしょ神奈!あと紅月ちゃん住んでる所どこ?」
「えっと・・・学校の寮ですが・・・」
「それなら私達の家にいる?私いつもいる訳ではないけど・・・」
志乃亜がある提案をして、神奈が反応した。
「いや、志乃亜・・・そんな私と同じ状態だと言って・・・」
「ありがとうございます!麗乃ちゃん!自分寮一旦抜けて神奈ちゃんの家に行くから!」
「うん、それはいいんだけど・・・服どうするの?」
麗乃が言ったので、最初の目的を思い出した。
「まぁ今の男の子の服はジーパンと軽いシャツでいいよ」
そう言って、紅月は影で着替え、とりあえずは家に帰った。
「どうするの志乃亜!私と志乃亜の部屋しか今ないよ!親2人とも部屋はあんまり広くないし!」
「なら私・・来月から寮しばらく家に帰らないから・・・私の部屋に神奈で、今の神奈の部屋に紅月ちゃんにすれば解決じゃん!」
「解決してるのかなぁ・・・まぁとりあえずそれで行こうか」
そう言って、なんとかなりそうだと思う神奈だった。




