16話 神奈の勉強会前
今日でテスト二週間前、そのときに麗乃が、
「今日からテスト期間だし、今から神奈ちゃんは私の別荘で勉強する?ギルドメンバーの女の子みんな呼んでるんだけど…」
「勉強会?いくいく!でもなんで麗乃ちゃんの別荘で?てゆうか麗乃ちゃん別荘あったの!?」
普通に答えたら、麗乃の真実に気づいた。
「人も多いし、それに明日は休みだからね!お泊まり会みたいなのするよ!」
「なるほどね!じゃ着替えとか取ってこないと…でも私どうしたらいいの?」
神奈が一旦帰ろうとしたときに、あることを言った。
「話は変わるけどさ、私のパパはレムネムの運営なんだけどね…最近神奈ちゃんと同じ感じに、アバターの性別が変わるみたいなバグがあるらしいんだよ…一日だけだけどね、それでも現実までなってることは神奈ちゃんだけらしいけど…」
「とにかく!私着替えと勉強道具持っていくね!別荘の場所メールしといてね!」
そういって、神奈は駅のほうに向かった。
「ただいまー!ほんとに見られていそうで怖いな…とりあえず着替えてと…可愛いほうがいいよね…?」
そういって選んだのは、ピンクのワンピースだった。
とりあえず着替えと勉強道具を持って、スマホにあったメモをみて、麗乃の別荘に行った。
電車に乗って30分、そしてなんとか別荘の近くの駅までついた。
「やっとついた…それにしても春でも海はきれいだなぁ…」
神奈がそういったときに、由真が声をかけた。
「神奈ちゃーん!はやくきてー!もうほとんどあつまってるよー!」
そういって、神奈は由真についていった。




